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(7/10 H-E)松田宣浩選手の"空振り"三振について考えてみた

お久しぶりです。ヨウムです🐦
昨日7月10日、プロ野球が今シーズン初めて観客を入れて(最大5000人)試合を行い、各地で熱戦が繰り広げられました⚾かくいう私も熱烈な福岡ソフトバンクホークスファンであるため、テレビ越しに熱く観戦・応援していました🔥試合は延長10回裏に柳田悠岐選手の劇的なサヨナラホームランで見事ホークスの勝利!………でしたがその試合の中でどうしても納得できなかった"空振り"判定があったため、今回はその判定について考えてみたいと思います。

納得できなかった"空振り"判定

では、その”空振り"はどのようにして起こったのか。こちらの公式ハイライト動画をご覧ください(再生時間を指定していますが、柳田選手のサヨナラホームランもすごいのでぜひ最後までご覧ください笑)。

文字に起こすと(何のこっちゃかもですが)以下のような状況でした。

・8回裏、1-1で同点の場面
・1アウト1,3塁(1塁ランナー盗塁し2,3塁に)
・バッター松田宣浩選手が頭部付近に来たボールを避ける
・キャッチャー太田光選手がその際に松田選手のバットが空振りしたのではないかと塁審に判定を求める
1塁塁審が空振りを認め、松田選手は空振三振に倒れる

この松田選手の空振りを認めた判定がいまだにヨウムの中で納得できていません。。。なぜ納得できないのかとしては、
①松田選手の行動は"空振り"なのか?
②空振り=ストライクと判定する場合、他にもストライクとすべき判定があるのではないか?
の2つの要素があげられます。

①松田選手の行動は"空振り"なのか?

避けたために仕方なく回ったバットは"空振り"になるのでしょうか?公認野球規則における空振り=ストライクについて、該当する部分は以下と考えられます。

73『ストライク』
 次のような、ピッチャーの正規な投球で、審判員によって”ストライク”と宣告されたものをいう。
(a)バッターが打った(バントの場合も含む)が、投球がバットに当たらなかったもの。
中略
(e)バッターが打った(バントした場合も含)が投球がバットに触れないでバッターの身体またはユニフォームに触れたもの。

今回は松田選手がボールゾーンにきた危険球を避け、その際にバットが回ったため(a)によりストライクとなります。…なるほど、たしかにルール上は回避行動とはいってもストライクと判定するしかなさそうです。しかし、バットを回さないと避けられなかったのもまた事実です。極論ですが打ちにくるバッターに対して頭部付近にボールを投げれば危険球を避けるために空振りしてしまうという事象が起きてしまうため、難しいところです(´・ω・`)ただルール上は松田選手にとっては気の毒かもしれませんが"空振り"をしていたものと思われます。

②空振り=ストライクと判定する場合、他にもストライクとすべき判定があるのではないか?

①で書いたように、ルール上は空振り=ストライクとならざるを得ないことはわかりました。しかし、それでも納得できない点が…それはこの空振りを認める場合、ほかにも厳密にストライクとする場面が多々あるのではないかということです。

実は野球というスポーツにおいて、ストライク/ボールの判定は今回以外の場面でもけっこう曖昧に判定されます。例えば、

審判によってストライクゾーンが違う
・同じストライクゾーンを通っているように見えても逆球(コントロールミス)だとボールと判定される
・きわどい判定の後や3ボールの時にはストライクの判定が甘くなる

などなど。これらは決してデータとして示されているわけでもなく、また特定の球団を贔屓しているわけでもないですが、おそらくほぼ全ての野球ファンが日夜実感しているのではないでしょうか。

私の思いとしては、今回の松田選手の空振りをルールにのっとって厳密にストライクと判定するのであれば、これらの場面でもより厳密な判定をしてほしいと思います。

近年ビデオ判定やリプレー検証も導入されていますが、野球は多くのプレーを審判による人の目で判定しており、その結果上記のようなある種人間的な判定が少なくとも日本のプロ野球では見られています。これの是非については別問題ですが、今回の松田選手の空振りが人間的な判定(ボール)にならないのであれば、それこそ人の目は不要となりAI審判に判定させればよくなってしまうのではないでしょうか。

最後に

今回ここまで熱く急ピッチで(深夜に)noteを書いてしまったのは、ヨウムが野球を大好きであり、そして大好きであるが故に選手の成績が判定によって左右されてほしくないと思ったからです。おそらく明日以降読み直すたびに「ここの記載は」…など細かく修正しそうですが、今はこの思いの丈をなるべく整理して書きたいと思い投稿しました!人が審判をする以上、誤審の問題は決して0にはなりませんが、だったら機械に置き換えればいいという簡単な問題でもなく、ヒューマンエラーをどのように捉えて進化するかが今後の野球の楽しみな点でもあるなと今回の件を受けて改めて思いました。

では、またどこかで🐦

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