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駐妻が諭吉に背中を押されて起業準備中

夫の海外赴任に付いてきた、いわゆる駐妻です。夫の海外赴任は2回目で、前回は4年、2年の東京での生活を経て、2019年夏にこちらに来ました。

早速ですがここで、なぜYUKICHIの画像かの説明を。
ここイランでも、中国・イタリアに次いで早い段階でコロナウイルスが流行。どんどん国境も閉鎖され飛行機もストップしていく中、我が家もなんとか3月上旬に脱出し緊急一時帰国。結果的に約半年もの間、日本で過ごすこととなりました。

日本の実家滞在中によく通った図書館で、私自身が毎回子供向けの伝記を何冊か借りて読んだ中の一冊がこのYUKICHIでした。


お恥ずかしながら、我らが一万円札の福沢諭吉のこと、私はあまりよく知りませんでした(なんと...2024年に渋沢栄一に変わるそうですね!)。大阪の蘭学者、緒方洪庵の下でオランダ語を学び、後に江戸に上り、その後外交シーンで活躍する様々な人材に語学教育をしたのが福沢諭吉のキャリアの原点だと知りました。

外国船が次々に開国を求めて押し寄せてきた時代、諭吉もその師である緒方洪庵も、外国語教育によって国の危機を救い、国の発展に寄与することに大きな使命感と誇りを持っていたといいます。英語コーチという仕事に大きなやりがいを感じ、またこれからの日本が直面していく状況を憂う自分の思いとも重なって、自分の進むべき道を照らされたような思いがしました。

私自身は縁あって、平均的な日本人より多くの時間を英語学習に捧げてきました。国内の外大を出て、仕事で英語を使うチャンスにも恵まれ、アメリカに大学院留学して英語教育を勉強する機会も得ました。自分自身がビジネス界で世界を股にかけて活躍することは叶えられそうにないけれど、それぞれの分野で活躍されている/今後活躍していかれるクライアントさんを英語学習面でサポートする、私のやるべきことはそれだと心が決まった瞬間でした。

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