完全系の応用(4度、5度)
こんにちは、こんばんはRyoです。
前々回かな?
完全系(1度、4度、5度、8度)の問題を出して、
前回、その答えを載せましたが
どうだったでしょうか?
ここまでが全問正解ならば、もう完全系の音程は理解されてる!
と言いたい所ではあるんですが
まだもう少しあるので、お付き合い下さい笑
じゃあコレ
どうなると思います?
ソとソ♯
♯なんて今まで付く事無かったので、もしかしたら混乱するかも?しれませんね。
ソとソなら完全1度となるのはわかりますよね?
1度は全て完全になるみたいな言い方をしてきたのですが
♯が付くとなると、同じ1度でも話が変わってくるんですよね。
結論から言っちゃいますが、コレは増1度となります。
じゃあ、減1度もあるのか?となるかもですが、減1度と言うのは無いんです。
ソとソ♯が増1度って考え方をするならば、
ソとソ♭が減1度ってなるんじゃないの?って思われるかもしれませんが
基準となってる音、この場合ソより低い音で音程を考えるって事はしないんですよね。
やるとしたら、ソ♭を基準にして、ソはどうなるか?って事になります。
この場合は増1度になります。
要するに、全く同じ音なら完全1度となるのですが、それより半音上(鍵盤1個分上)となっている時は、増が付く。
と言うわけです。
じゃあこの場合はどうなるでしょう?
ミと1オクターブ上のミ♭。
コレ、♭が無くて、ミと1オクターブ上のミなら完全8度です。
さっきの増1度と同じ考え方したら、なんとなくわかりますかね?
答えは減8度となります。
ちなみに8度に関しては減も増もあります。
増8度の場合は
ミを基準にしたとして…大体予想はつきますかね?
答えはミ♯です。
勘の良い方は、
ミ♯?ファと同じじゃない?
となったかもしれません。
どう言うことかと言うと、
これですね。
ミファ、シドの間は黒鍵が無く、半音の関係なので、
ミに♯を付けて半音上げると…ファの音
と思われる方もいらっしゃるかなとは思います。
音としてはファと同じ音なのですが、
この場合としてはミの♯として考えます。
ミとファになってしまった時点で、これはもう1度ではなく2度になっちゃうんですよ。
音自体はファと同じことなので、少しややこしく感じるかもしれませんが。
ちょっと話は脱線しますが、
こう言った、呼び方は違うけれども実は同じ音なんてのを異名同音なんて言ったりします。
ここまでの所、理解して頂けたでしょうか?
今回は1度と8度って事でわかりやすいところをやりましたが
もちろん、4度も5度も、
それ以外の音程も#や♭付く事はありますよね?
て事で、次回は4度、5度に関して
#や♭付いた時を考えていきたいと思います。
そこまで、終わったら…ようやく完全系のお話は終わりで
その後は長短系の音程に行こうと思ってます。
まだ先は長いですよ…笑
ちょっとずつ進めてはいますが、
どこかでわからなくなった時、躓いた時は、一回立ち止まってもう一度過去の記事を見てもらえるといいかなって思います。
音程のお話が終わったら、メジャースケール、ダイアトニックコード、コードの構成音などのお話をしていこうと思ってますが、
この辺りまで来ると、実践的に使える事だったりするので、もっと楽しくなってくるはずです。
では、また次回お会いしましょう‼︎
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