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陸上観戦歴5年の私が写真上達のためにしていること3つ

 カメラを買ったらいい写真を撮りたいと思うのは人情…というよりむしろ人間の本能ですよね…。
 4年半前に一眼レフを買って、最初のうちはただ推しを撮っていれば満足でしたが、少したつと私ももっとうまくなりたいなぁと思うようになりました。で、本を読んでみたり、写真上手な方のブログを読んだりいろいろ試行錯誤していますが、その中で続けているのは、「選手以外の写真を撮る」「他の人が撮った写真を見る」「観戦以外でも写真を撮る」の3つです。

選手以外の写真を撮る

試合を観に行ったら選手以外の写真も撮る。これは写真家の中井精也氏が著書『世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書』で「脇役・エキストラを撮れ」と書いておられたことに端を発しています。中井氏曰く「脇役に入ってもらうとストーリーが生まれ、メリハリが出る」そうです。私には競技場で選手以外の被写体を見つけるのが難しくて、競技写真とのメリハリをつけられるほどたくさんは撮れないんですけどね。
 こんな感じの写真を撮っています。

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↑GGNを観に行った時に撮りました。

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↑雨の競技場の手すり。推しの戦績があまり良くなかったという悲しみまで思い出してしまう写真

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↑何年か前の関東インカレ。
10000m最終周を告げる鐘を力いっぱい鳴らしてるカレとそのかたわらで耳をふさいでるカレの画が面白くて撮りました。

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↑鴻巣陸上競技場は空が大きく見えるのが魅力的だと思っているので、鴻巣の夕暮れを撮ったり。

 ちょっと視野を広げてこういう写真を撮っておくと、あとあと振り返った時に楽しいです(おもに自分が。笑)。自分の記憶の中で中井氏の言う「ストーリー」を追えるからかもしれない。

他の人が撮った写真を見る

 陸上関係の写真でもそうじゃなくても、他の方が撮った写真をたくさん見るようにしています。私の場合どちらかというと「上手だなー」と思う写真より「好きだー」と思う写真を探してしまっていますが。その写真の光線状態とか絞りとかを見当つけて、まねしてみる。色々見続けていたら、私は自分が逆光の写真が好きということに気がつきました。逆光というと一般的には避けた方が良いと言われますし、いとこに私の撮った写真を見せたら「逆光でよくわかんない」とか言われましたが(涙)、逆光の写真は自分で気に入っているし、納得もしています。自分の嗜好を理解してその通りに撮れれば、他人にけなされても全然気にならないものなんだということがわかりました。


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↑ビバ逆光。

観戦以外でも写真を撮る

 どこへ行くにしてもなるべく一眼レフを持ち歩きます。友達と近所のカフェに行くときも、旅行(っていうか遠征先)で観光するときも、カメラを持って行って撮る。仕事に行くときも持って行って、帰りに夕暮れを撮る。

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↑アクイーユにも持って行って撮る

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↑会社にも持っていって帰りに寄り道して撮る(箱根駅伝のコース・六郷橋から見た夕暮れ)

 カメラを持ち歩くのは、どちらかと言うとカメラを持つための筋トレです。たとえ遠征や雨観戦で荷物が多くとも、一眼レフを持つだけの余裕(荷物的にも気持ち的にも)を常に持っておく。シャッターチャンスがあってもカメラを持っていなければ意味がないし、どんな時も置いては行けないほどカメラを体の一部に感じられて初めて、写真上達のためのスタートラインに立つことができるんじゃないでしょうか(まがお)。

結論:上手くなるかどうかはともかく、楽しくなる

 この3つをやっていて写真がうまくなったかどうかは、謙遜抜きにしても「???」です。ましてや陸上を撮るのに役に立ってるのか…?でも、ただ撮ってるだけより楽しく感じられるようになったのは確かです。せっかくカメラ買ったんだから楽しく撮れるのがいちばんじゃないですか。

 この記事をご覧になっている写真をやっていらっしゃる方、写真上達のためにやっていることは何ですか?教えてほしいです!



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