逃走中 おーちゃん及びキッズ逃走者について思う事

 4/4に放送した、ちびまる子ちゃんコラボの逃走中、面白かったですよね。

 特によゐこ濱口と本田望結の再共演コンビが個人的に好きでした。

 では、本題に入りましょう。今回自分が話したいのは、今回の逃走中に参戦し、大人の足を引っ張り批判を浴びてしまったHIMAWARIちゃんねんのおーちゃんと、キッズ逃走者の扱いについてです。

 まず、HIMAWARIちゃんねるのおーちゃんについてです。HIMAWARIちゃんねるは、まーちゃんとおーちゃんの姉妹がお父さんと様々な事に挑戦していくYouTubeチャンネルで、初参戦の『真夏のハンターランド』から再参戦出来たのはYouTuber枠として人気や話題性があったからだと考えられます。 それに加え、フィッシャーズがYouTuber達を集めて開催した鬼ごっこ企画にも参戦していましたね。ですが、その鬼ごっこ企画でも鬼を怖がって足が竦んでしまっていました。

 次に、キッズ逃走者の扱いについてです。これに関しては、元々深夜番組でやっていた逃走中がゴールデン特番に移動した事による路線変更等が関係しているのかな、と思います。

『クロノス』及び『ジャンプ○○中』など参戦者がある程度確定していた時代とは違い、今はお笑い芸人をはじめ旬のスポーツ選手やアイドル、深夜番組時代から参戦してるベテラン枠、最近はYouTuberや声優枠なんかも出てきて、ゴールデン特番として幅広い世代から注目を集めようとしてるのかなと、そういったキャスティングが感じられます。

その流れの中で登場したのが、有名人の息子や娘、旬の子役やキッズYouTuber等から成る『キッズ逃走者』で、その流れの中で参戦したのが、今回取り上げるHIMAWARIちゃんねるのおーちゃんという訳です。

前述した『真夏のハンターランド』では敢えてキッズ逃走者を集めてそれを押し出した作りにしていましたし、2回目の一般公募枠は小学生の逃走者が参戦していましたね。

 路線変更はキャスティングだけじゃなくて番組の構成にも出てきていて、例えば、毎回勇敢にミッションに挑む者は勿論鈴木拓的な嫌われ役が出てきたりだとか、その場に留まり続ける…俗に言う『チキンプレイ』をする人が出てきたりだとか、例え偶然そうだったとしても、番組的に『役割』『ポジション』的なものがあるように感じられます。

 キッズ逃走者はまず身体能力的にハンターに見つかって逃げ切れるかと言われたらまず不可能ですし、勇気や思い切りの良さなんかも大人には負けてしまいます。そういった、単独での生存が不可能なレベルでの膨大なハンデを背負いながらゲームに参加させられている事を踏まえると、『他の逃走者の母性を刺激する、言わば守られるべき人物』という『ポジション』であると、自分はそう思っております。

 問題は『守られるべき人物』を逃走中に出す必要があるのか?という話で、その事に関してTwitterでも批判の声を見かけます。それに関しては自分も個人の視点では、他の方も言っている通りで、見かけたら助けてあげないと批判されてしまいますし、ハンターに見つかった時も自分を犠牲にしてでも助けなければならない強迫観念に襲われ、ゲームにならないと。

 しかし、キッズ逃走者に関しての見方を変えたのが今回妹を救出したり、おーちゃんを守った本田望結の存在で、彼女は今から6年前…当時10歳の時に『誘惑の扉』にて当時の最年少参戦記録を引っさげて参戦し、今回のおーちゃんを彷彿とさせるムーブを見せる中、よゐこ濱口の呼び掛けで勇気を出しミッションに挑んだという過去があります。

それを踏まえると、おーちゃんは初参戦は『真夏のハンターランド』での6歳、2回目の参戦である今回も6歳または7歳での参戦と、キッズ枠として参戦していた10歳の本田望結よりも更に幼いです。

そんな子を逃走中の世界に入れるのは酷だろうと、そういう考えの人が大半を占めると思いますが、自分は『幼い時に参戦したからこそ伸び代がある』と考えており、10歳の本田望結が6年で『守られる立場』から『守る立場』になったのと同じように、おーちゃんにも成長や進化があるかもしれないと自分は思っています。

 今回のおーちゃんは、年齢や能力的にも仕方無いとは言え他の人の足を引っ張っていた結果になってしまったとは思います。ですが、それは幼いからこその結果であり、経験を積み、ハンターに対する恐怖を乗り越えたらどんな逃走者になるのだろうか…と思うと、ワクワクが止まらないのです。

 臆病で怖がりですが、所々見せる冷静な判断が見所のおーちゃん。そんな小さな逃走者を、暖かい目で見守りながら皆で応援してあげましょう!



 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?