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Gregtech6 進行メモ2 (Ver.6.15.00) 鉄器~蒸気機械・るつぼ自動化 (蒸気時代序盤)

前回の続きとして、今回は鉄を使用するところからスチールを作成すること、そして機械化を進めていくことを目標とします。

1. 本時代の目標

1. コークス炉を作成し、燃料の安定供給ができるようにする
2. 基本的な蒸気機械を作成し、鉱石の倍化と副産物の取得ができるようになる
3. スチールを作成できるようになる

2. 注意事項(ボイラー・蒸気機械)

  1. ボイラーを用いる際は、その受け付けるHUとバーニングボックスの出力HUを一致させる。バーニングボックスの出力HUが多いと、生成蒸気量が消費蒸気量を上回り、ボイラーが過熱によって爆発することがそこそこある。

  2. ボイラーを空焚きした状態で水が入ると爆発する。予め水を入れ、定期的に水が減りすぎていないかを確認しよう。

  3. 蒸留水以外の水を用いると、不純物の影響か少しずつボイラー出力が落ちる。Dryerの作成ができるまでは、ボイラーは使い終わったら撤去・再設置するようにしよう。

  4. 蒸気機械稼働中に雨などの水や火にあたると爆発する。屋内で用いるように。

  5. 稼働中のボイラーや、蒸気の流れているパイプに触れるとダメージを受ける。注意。

3. 鉄製品の作成~スチールの作成

手動鉱石処理を行う

・鉄プレートで大釜を作る
砕いた鉱石を洗浄できるようになる。これにより、るつぼ精錬時に不純物である石を取り除く手間が無くなる他、副産物を入手することもできるようになる。鉱石の量も増す。

大釜のレシピ

大釜に直接砕いた鉱石を投げ捨てることで洗浄できる。前回作成したバケツで水をすくってここに入れ、鉱石を投げよう。なお、バケツ一杯分の大釜で洗浄できる鉱石は3つまで。

・Mortarを作成する
前回Ceramic Tableをクラフトしたとき同様に Mixing Bowlをクラフトして焼いたら、鉄インゴットと合わせる。
これによって洗浄した粉を砕き、ちょうどいいサイズにまとめる(インゴット1個分の粉)ことができるようになる

Mortarのレシピ。現状鉄インゴットしか使えない

(補足) 大釜への水汲みを自動化する

・Capacity 1000 L 以上のパイプ, Huge Wooden Fluid Pipeを作る
ナイフや斧で皮を剥いだ木を用いて、パイプを作る

目的のパイプのレシピ

・Drain をクラフトする
水源から自動で水をパイプに運搬してくれる優れもの。ただし、Drainを取りつけたパイプの Capacity (容量) が1000 L 以上ないと汲まれないので注意

Drainのレシピ
金属棒はLong Rodを鋸で切ってもロスなく作れる
水汲みを自動化した大釜。真ん中のパイプの手前側にDrainがついている。
周りは全てバケツで無限水源にしている (バニラと同じ手法)

・間違えてDrainを張り付けたとき
Barを作成
する。なお、画像はラピスラズリを用いているが、青系の染料になれば大体使える。ラピスラズリはMarble,Black Graniteの地下深くの地層に生成する。

Barレシピ。青色染料は使えるものであれば統一する必要はない。

Thermometer Sensorを作る

・Tin Alloyを作る
錫 : 錬鉄 = 1 : 1の割合でるつぼに投下し、1258 Kに熱する。
材料として錬鉄が要求されることに注意。従って、鉄を材料にする場合は2011 Kまで熱する必要がある。

Tin Alloyのレシピ
融けたTin Alloyの色。錫より灰色がかっているが正直わかりづらい。
温度計を使って確認しよう

・Red Alloyを作る
銅 : Redstone = 4 : 1で1400 Kで作成する。この比率で一個しかできないことに注意。

Red Alloyのレシピ。
Red Alloy。正直ぱっと見は融けたレッドストーンと見分けがつかない。
だが、合金になった瞬間に体積が減るという大きな特徴がある。

なお、Project:Redがある場合、同MODの赤合金化合物のレシピが生きている。縛ってないならこっちを利用するのもよい。

Project:Redの赤合金化合物レシピ。レシピはしっかり生きているし、これはちゃんとかまどで焼いてRed Alloy(赤合金)になる

・Thermometer Sensor(温度センサー)を作る
Red AlloyプレートをAnvilのSmallで叩いでフォイルにして、これをワイヤーカッターでFine Wireにする

Red Alloy Fine Wire

先のワイヤーとDouble Tin Alloy, レッドストーン (含有量が1単位あればDustでなく結晶でも可)、Quicksilver Thermometer を合わせて作成する。
るつぼ自動化をするなら2個は必要。

Thermometer Sensor

Coke Oven を作る

いざマルチブロックの世界へ
・Advanced Crafting Tableを作る

コークス炉の素材としてバケツに入った水が要求されるが、いちいち組むのは面倒だ。この作業台に金属を投資し、作業を円滑にしよう。もちろん、他の便利機能(側面がチェストである、クラフトして足りなければストックから自動補給する等)があり、作って損はない。
二枚目の画像のように、側面にDrainをはりつけて、そこを無限水源に面するようにすれば、水の自動供給が開始される。もちろん、パイプを用いて水を搬入させてもよい。

なお、金属は種類が統一されていればなんでも良い。

発展型作業台のレシピ。実は結構簡単にできる
画像はコバルト製
Drainを貼り付けた発展型作業台

・Fire Brick(耐火煉瓦)、Coke Oven(メインブロック)を作る
まずMortarを使って粘土を粉にする。そして粉にした粘土と煉瓦、水入りバケツでFire brickをクラフトする。以下の画像のように発展作業台を使うと楽。なお、コークス炉一基につきブロックは26個必要。

発展作業台の中身の様子。水源からの水の供給がなされた状態で
右上の欄にバケツを入れると自動で水が汲まれる。

作ったFire brick 26個のうち1個を画像のように鉄の棒・ネジ・プレートで本体ブロックに作り上げる。鉄・錬鉄はどちらを用いても混在させてもよい。
(基本Greg機械のクラフトでは鉄・錬鉄を区別しない)

Coke Ovenのレシピ

・Coke Ovenを組み立てる
3×3×3で、中が空洞になるようにFire Brickを組んでいく。いずれかの側面の中央は本体ブロックにする。

組み立ての様子。左から1段目、2段目、3段目。

・Coke Ovenを稼働させる
中に原木、洗浄済み褐炭、洗浄済み石炭のいずれかを入れたのち、コークス炉正面のメインブロックに着火具を用いる (いつも通り火をつける感じ) ことで、コークス炉が稼働する。処理能力は1サイクルあたり16個と高めだが、動作時間が3分と長い。

Coke Oven稼働時の様子。画像は原木を入れて木炭を作っている。

Wood Tank を作る

・Tap (蛇口)を作る
粘土を用いて蛇口をクラフトして、かまどで焼き上げる。機械内部に溜まった液体を手動で取り出すのに使う。

Tapのレシピ

・Glue (のり)を作る
Mixing BowlやCeramic mixing tableに水とスライムボール系材料(スライムボールやゴムなど)を混ぜて糊を作る。先のbowl等に入れてクリックで混ぜたら、ガラス瓶を持って側面をタップすることで、ガラス瓶が糊の入ったボトルに変化する。

・Bathing Potを作る
先程作ったGlueと鉛のLong Rod、木材を合わせてBathing Potをクラフトする

Wooden Bathing Potのレシピ

・Treated Wood (防腐木材)をクラフトする
コークス炉にTapを取り付け、その下にBathing Potを置いた状態でTapをクリックすると、一回当たり 1000 mB分のクレオソートオイルが排出される(上手くいかなかったら何も持っていない手でクリックし直す)。
クレオソートオイルが入った状態のBathing Potに木材を入れて混ぜることで、Treated Woodになる。なお、Treated Wood 一個につき必要なクレオソートオイルは 100 mB。

クレオソートオイル取り出しの様子

・Wood Tank、 Wooden Pipe(treated) のクラフト
Treated wood と鉛の板でWood Tankを作成する。こちらも一基当たり26ブロック必要。

Wood Tankのレシピ

クラフトした26個のうち1個は鉛のリングと合わせてMain valveにする。
なお、リングは棒をAnvilに載せて Small 側を叩くとできる。

Main Valveのレシピ

・Pipeをクラフトする
補足の項で記したクラフトレシピでの木製パイプでも構わないが、防腐処理を施した方が流量が多くなるので、こっちの方が作り得。
Treated Woodとノコ、ソフトハンマーを合わせる。Treated Woodの数でサイズは変わる。

Normalサイズのパイプのレシピ

・Wood Tankを組み立てる
コークス炉と同様、中空にして3×3×3でWood tankを設置することで完成する。Main Valveは側面か底面のいずれか一面の中央に設置する。

組み上がった木製タンクの様子

・タンクとコークス炉を液体パイプでつなげる
コークス炉の底面のどこかと木製タンクの好きな部分(Main valve以外)をパイプでつなげる。こうすると、クレオソートオイルが自動でタンクへと運ばれる。なお、コークス炉は火を使わないので引火の恐れはない。

パイプで2つをつないだ様子

・Magnifying Glassを作る
板ガラスをやすりで削ってレンズにしてから、これを木の棒と合わせることで虫眼鏡になる。これを持ってマルチブロック等機械をクリックすると、正しく組み上がったか、中に何が入っているかなどが表示される。

虫眼鏡のレンズのレシピ
上手く組み立てられているかどうかが虫眼鏡で確認できる

スチール作成をする

・Steam Boilerをクラフトする
まずはブロンズ製から。画像のようにブロンズの2重板(Double plate)を5枚合わせてBronze steam boilerを作る。

ボイラーのレシピ

・Steam Engineをクラフトする
こちらもまずはブロンズ製。青銅の2重板、棒、小さいバネを合わせてエンジンを作る。なお、小さいバネは棒をAnvilに載せてSmallを叩くことで入手可能。

Engineのレシピ

エンジンは色のついた大きな四角の面がエネルギー(KU)出力面、その正反対の面の灰色の四角がある面が蒸気搬入面。それ以外の側面は蒸留水の搬出面。

エンジンの様子。画面に映っている青い面が出力面。
側面についているちっちゃい四角が蒸留水搬出面。

・金属製流体パイプを作る
エンジン付近は熱源があるため、木製パイプが使えない。金属パイプを作ろう。まずは小さいので十分。
金属の曲げ板を大きなシリンダー等とクラフトするとパイプになる。

Small Bronze Fluid Pipeのレシピ

・Funnelを作る
ボイラーへ水を入れるために粘土で漏斗をつくる。画像のように粘土を合わせたのちにかまどで焼く。

Funnelのレシピ

・エンジンを組み立てる
画像のようにるつぼにエンジンを出力面を向けて取りつけて、ボイラー上面とエンジンの裏側をパイプで接続する。更に、ボイラーの下に同じ金属製のバーニングボックスを設置し、ボイラーにFunnelを設置する。
ボイラーへの水汲みは、水入りのバケツでFunnelをタップすることで可能。

設置後、バーニングボックスを起動すると次第にボイラーが温まりだし、ボイラー正面の針が少しずつ動く。針が12時を指すとボイラーから実際に蒸気が排出されて、その先の蒸気機械が動く。
もし針が12時を超えたら、接続ミスや火力過剰が考えられるので見直すこと。放置すると爆発する。

エンジン起動時の様子。

・スチールを作成する
るつぼに鉄を入れて、その下のバーニングボックスに点火、るつぼを温める。同時に、エンジン側のバーニングボックスも点火し、エンジンを起動させておく。なお、エンジンが温まった (=エンジン内部の色が青じゃなくなった)後でないとスチール作成は始まらないため、先にエンジンを温めておいてもよい。この時、るつぼへの投入量が最大(16個)未満でなければいけない。

 鉄が溶けて錬鉄になってから(2011 K) しばらくたつと、色が紅色に変化する。この時、スチールができたサインとなる。なお、錬鉄がスチールになるまで時間がかかることが多いため、るつぼが2200 Kを超えているようなら消火した方がいい (心配なら2100 K位で消火しておく)。

スチールになった時の様子。鮮やかな赤になっているのだが、正直少しわかりづらい

4. 自動化・機械化を進める

これ以降、できることが大きく増え、一気に自由度が上がります。そのため、今後は寄り道の他、当メモとは異なる順序での攻略も可能です。従って、以降の当メモは、あくまでも攻略指針の一例として見てください。

ボイラー連続稼働のための蒸留水を作る

・Dryerを作成する
まず、スチール製の板とLong RodでMachine Casingをクラフトする。そして、それと銅のDouble Plate、スチールのFluid Pipe、煉瓦でDryerにする。

マシンケーシングのレシピ
ドライヤーのレシピ

ドライヤーには無限水源などの水を搬入し、下面にバーニングボックスを置いてそれを点火すると、ドライヤーが動きだす。しばらくすると動作が終わり、蒸留水ができる。水は無限水源からDrainとパイプを引いてドライヤーの裏側に接続し、自動で搬入できるようにすると良い。蒸留水はタンクに貯めておき、後でボイラーへ配管する。

ドライヤーを上から見た図。裏側(画面左面)が液体の搬入口。対して上面が液体搬出口で、ここから蒸留水が出てくる。

NEIでレシピを確認することで、最低出力がいくつ必要か、合計でエネルギーがいくら必要か(=動作に何分かかるか)がわかる。以下に淡水を蒸留水にするレシピを示す。見方は次の通り。
・Costs : 完了に必要な総エネルギー (GUはGreg Unitの略?何のエネルギーを用いるかはその機械による)
・Usage, Tier : 1 tickあたりに必要な最低エネルギーを示す。これが大きい程、後の時代のレシピであるとわかる。
・Time : 最低出力で動作させた場合にかかる時間 

淡水蒸留のレシピ

暮らしを便利にする(強化かまど、金属加工機)

・Ovenを作る
Ovenはかまどの完全上位互換機械である。下からHUを受けて動作する。
動作速度は最低出力でもとても速くてオススメ。

Ovenのレシピ

・Low Heat Extruderを作る
今までるつぼやAnvilを用いて金属を加工していたが、これと押出型さえあれば機械に入れるだけで金属を好きな形に変形できる。ハンマーなどの消費が減る他、ものによっては金属のロスもなくなる。

まず、以下のようにスチール板を合わせ、Buzzsaw Bladeを作成する。次に、2番目の画像のようにDouble plateでスチールのRobust machine casingをクラフトし、それらとダイヤモンドの粉、スチール板を合わせ、Low Heat Extruderを作成する。

Steel Buzzsaw Blade
Steel Robust machine casing
Low Heat Extruder

・Low Heat Extruder用の押出型を作る
Steel Double plateを画像のようにクラフトして、Empty Extruder Shapeをクラフトする。そしてその空白型をワイヤーカッターと合わせ、好きな型に加工する。各々の型の作り方はNEIを見ること。

Empty Extruder Shape
型のレシピの一例。これはFoil。

Low Heat Extruderは、青銅や鉛など融点が低い一部の金属しか加工できない。しかし、序盤はそれだけでも十分ありがたいので作り得。
下の画像のように、成形したい金属(インゴットでも粉でも何でもよい)と作りたい形の型を一緒に入れ、本機械の下のバーニングボックスを点火すると動く。型は消費しない。

Extruderの画面。こんな感じでセットする。

鉱石を自動で処理する

RUを出力するタービンを作る
まず画像のようにしてローターをクラフトする。タービン一基あたりに4個必要。

Bronze Rotor

次に、ローターとRobust machine casing, long  Rod, Gearでタービンを作る。これは最も出力の低い青銅製。
タービンは側面の4面から蒸留水を排出する。

Steam Turbine (Bronze )

・Crusher(粉砕機)を作る
粉砕機は、鉱石を砕いて砕かれた鉱石の粉にしてくれる機械である。同時に、鉱石を倍化してくれる。要求エネルギーはKU(エンジン)。
ダイヤモンド結晶が手に入らない場合、下記のShredderの項を参照すること(Sifterの使用について記載)。

Crusher

・Sluice(洗浄機)を作る
洗浄機は、大釜で鉱石の粉を洗浄する動作を自動化してくれる。同時に、大釜洗浄よりも副産物の入手確率が上がる。要求エネルギーはRU。

Sluice

鉱石を洗浄すると、Sluice Juice、すなわち汚水が生じる。遠心分離をするなど処理すれば金属になるが、序盤にそれをするのは難しい。今のうちは捨てておこう。そのために、なんでも捨てられるゴミ箱を作ろう。

Ender Garbage Binは、黒曜石プレートと鉄プレート、エンダーアイでできる。黒曜石プレートは、黒曜石をるつぼに入れて1300 Kに熱し、プレート型に流し込むことで得られる。或いは、Extruderでプレート型に成形させてもよい。

文字通りなんでも捨てられるEnder Garbage Bin

・Centrifuge(遠心分離機)を作る
これは、洗浄済み鉱石から更に副産物を入手する機械である。これにより倉庫は嵩張るだろうが、今のうちに副産物を集めておくといいかもしれない。

Centrifuge

・Shredderを作る
これは、Mortar を用いて行っていた作業を自動化したり、不要になった機械を粉砕して金属粉に戻したりする。
クラフトにはダイヤモンドのプレートが必要なので、頑張って大きな(Flawless 以上、一個の結晶にダイヤが2単位以上含まれている奴)を見つける必要がある。そのためにまず、Sifting Tableをスチールでクラフトする。

Sifting Table

ダイヤモンドを採掘し、洗浄済みのダイヤモンドの粉を手に入れたら、それを持った状態でシフターをクリックすることで篩にかけられる。その結果、確率でダイヤモンドの結晶が手に入る。

シフターの下にホッパーを置くことで、ふるい終わった後の成果物を自動で運搬できる。

大きなダイヤモンドが手に入ったら、鋸で切ってプレートにして、それを基にShredderをクラフトする。

plate
Shredder

(備考)機械・タグの見方

機械にはいろいろな面があるが、黒い丸の面は流体の搬入出に関する面、四角い黒の面はアイテム(固体)の搬入出に関わる面である。それらについて、矢印(三角形)が内側を向いている方が搬入、外側を向いている方が搬出である。エネルギー受付面は、エネルギーの種類によって模様が異なる。

機械の搬入出面。画像は搬入面のみ。

タグを見れば、設置せずとも正面から見てどの面が何の役割を果たすかがわかる。Energy Inの部分は、エネルギー受付面 (画像の場合 Back:背面)のみならず、その機械の受付可能エネルギーの上限ー下限 (画像は16~64 RU)も書いてある。
アイテムや流体の搬入出面は、(auto)とついている面がパイプやチェストなどで自動搬入出が可能な面を意味する。

Sluiceの例。搬入出以外にも、レンチやモンキーレンチなどで何が設定できるかも書いてある。

鉱石の自動処理ラインを組み立てる

Crusher→Sluice→Centrifuge→Shredderの順に配置、パイプの接続をすることで、鉱石を倍化することから粉にするところまでを自動で行ってくれる。
これだけでも十分だが、メンテナンスの必要性を減らすためにもう少しアイテムを作ろう。

・Dust Funnelを作る
Dust Funnelは、鉱石の粉を任意の大きさにまとめる装置である。これには粉しか搬入しないという特徴があるため、Crusher→Sluiceに挟むことで、自動で石の粉だけを除去し、粉砕された鉱石の粉だけをSluiceに送れるようになる。

まず、鉄プレートとチェストでバニラホッパーをクラフトする。そしてそれと鉄のプレート、棒、ネジと合わせ、Dust Funnelをクラフトする。

ホッパー
Dust Funnel

Dust Funnelは、モンキーレンチでクリックすることで排出する粉の大きさを変えられる。初期設定はブロック状での排出になっている。一度クリックすることで、Crusherから出てくる石の粉の大きさになるので、そのサイズに変更しておく。

Dust サイズの粉の搬出時のDust Funnelの大きさ

・実際にラインを組み立てる
今回組み立てるのは、最も初歩的で簡単なラインである。その為、エネルギー効率、動作速度は悪め。とりあえず以下の画像のような感じで組み上げれば、自動化が達成できる。ポイントは3点。もちろん、以下の3点を無視したり、出力を変えたり、アレンジを加えたりしてもよい。
ただし、画像はボイラーへの蒸留水配管を忘れているので、実際にはしっかりボイラーへの蒸留水配管を行うこと。

  1.  Crusher→SluiceのアイテムパイプにDust Funnelを用意し、Dust→Ender Garbage Bineにパイプを繋げ、石を捨てる

  2. Sluiceの下にEnder Garbage Bineを用意し、汚水を捨てる

  3. Crusherのエンジンをスチール製にし、Bronzeボイラー2台で稼働させる

なお、現状作れるアイテムパイプはBrass製、Platinum製になる(はず)

正面から見た様子
後ろから見た様子

・Item Barrelをクラフトする
これは、同種のアイテムを沢山保管できるものである。Cheapなら5,000個、ノーマルのものなら10,000個まで保管できる。
これの良い所は、バレルに登録した鉱石の粉と同じサイズに自動でまとめてくれる点である。2枚目の画像のように、予めDustの状態で鉱石をバレルに登録すれば、Tinyや1/72サイズの粉も自動でDustの大きさにまとめて保管してくれる。
Shredderから出てくる粉の多くは1/72サイズの小さな粉であるから、Item Barrelを用意することで作業台で粉をまとめて大きなサイズに直す、という作業が不要になる。

Item Barrel (Cheap)

るつぼ精錬を自動化する

数ある自動るつぼ精錬機構の中の一つです。参考にどうぞ。

・Red Alloy Wireを作る
Red Alloyを Low heat extruderのWire型に押し出すか、以下のようにプレートをワイヤーカッターで切って作成する。Extruderを用いた方がロスがない。

Red Alloy Wire

・Crossingをたくさん作る
粘土でCrossingをクラフトし、かまどで焼く。るつぼの容量がインゴット16個分なので、全部プレート・インゴットの鋳型にする場合、9個あれば十分。

Crossing

・液体燃料バーニングボックスをクラフトする
パイプ、板、2重銅板でクラフト。画像はブロンズ製。なぜ液体燃料が良いかというと、液体燃料の多くは燃焼時間が短く、前にブロックを置くことで速やかに消火ができるから。

ブロンズ製液体燃料バーニングボックス

・バーニングボックス、るつぼ、鋳型を並べる
るつぼの横にCrossingを並べ、Crossingの隣に鋳型を置く。全部プレート型で良いなら画像ほど用意する必要はない(プレート型16個で十分)

金属搬出用の鋳型・Crossing達

・Thermometer Sensorの設定
るつぼの前面(バーニングボックスの正面がある方)と背面にThermometer Sensor を張り付け、スクリュードライバーを用いて ">モード" にする。こうすることで、センサーで設定した温度を上回ったとき、レッドストーン信号を出すようになる。センサーの設定温度は右側のボタンで変えられる。

>モードになったセンサー。右側のボタンをクリックすることで、レッドストーン信号を発する温度を変えられる。

・前面のセンサーとピストンをワイヤーでつなぐ
>モードのセンサーとピストンをRed Alloy Wireで繋ぐことで、るつぼ温度がセンサー設定温度に達すると自動でピストンが消火してくれる。もちろん、ピストンが起動したとき、伸びたピストン部分がバーニングボックス前面に来るようにしないといけない。

自動消火機構。画像は2075 Kで消火するようになっている。

・鋳型と背面のセンサーをRed Alloy Wireで繋ぐ
画像のように、センサーの横にRed Alloy Wireを繋げ、そこから各鋳型へとワイヤーを伸ばしてゆく。

鋳型に接続したRed Alloy Wire

・鋳型の下にホッパーを置く
何の金属製でも良いので、鋳型の下にホッパーを置く。接続向きの設定と、終点にチェストを置くのを忘れずに。こうすることで、鋳型に流れて冷えた金属が自動で吸引される。

鋳型下に並ぶゲルマニウムホッパー

・るつぼを囲うようにドロッパーを縦積みする
画像のようにドロッパーを積む。マグネタイト(Black Sand)で鉄を精錬することを考えると、合計でドロッパーが20台あると安心である。合金作成のことを考えると、最低9台は欲しい。

ドロッパー。前面はアイテム外し防止と視界確保のためにガラス張り。

・ドロッパーに赤合金ワイヤーを伸ばす
るつぼ背面のセンサーから、リピーターを2, 3個かませて Project:Red (BluePower)の赤合金ワイヤーをドロッパーに向けて伸ばす。Gregtech6のRed Alloy Wireだと上手く動作しない (アプデで治ったのかもしれないが現在未検証)。

ドロッパーに赤合金ワイヤーを接続した様子。
画像のように温度センサーに直接リピーターを置いても問題ない。

・鋳型の自動搬入をオンにする
モンキーレンチで、Crossingに面した鋳型の横の四角いでっぱりをクリックして、その面からの金属の流入を許可する。次に、鋳型中央をクリックし、レッドストーン信号が入力された時だけ、鋳型に金属が流れるようにする。

搬入面を決める様子
レッドストーン信号での自動搬入を決める様子

・バーニングボックスに液体燃料を配管する
現段階ではクレオソートオイルがメインの燃料となる。流体パイプを繋げよう

完成した自動るつぼ精錬機構の様子

これにて完成です。
るつぼ前面の温度センサーで消火する温度を、背面のセンサーで鋳型に金属が流れる温度、つまり金属精錬や合金作成が完了する温度を入力します。つまり、稼働時は(前面センサーの設定温度)>(背面センサーの設定温度)となるはずです。
例えば、鉄の自動精錬を行う場合、背面は1820 K に、前面は2000 Kに設定し、バーニングボックスに着火すれば、後は放置するだけでオッケーです。

以上、スチールを作成してからの、鉱石処理の自動化及び、るつぼ精錬の自動化までの紹介でした。ここから一気に便利になり、以降は特に自分の好きなようにGT6をプレイできるようになりますので、是非良いGregライフをお楽しみ下さい。
一応、当メモはこれ以降の簡単な流れを提示します。次回は石油精製までの流れになると思います。

神社

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