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ことのは

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母国語、継承語、外国語学習、多言語生活、多言語子育て。生活言語は日仏英語。オランダ語初心者。
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76年目の8月6日 広島 1945/2021

好きなことば 12 その2

記憶の何処かに残り、色々な場面で思い出す言葉。 日々の悲喜こもごも。 突然の好機。 迷う時。 想定外のチャレンジ、難題やハプニング。 自然災害、パンデミックなどの避けられない出来事。 希望と新たな視点、気付きになる言葉。 時には諦める、時には継続する勇気と元気を与えてくれる言葉の備忘録です。 □ 善は急げ Strike while the iron is hot. There is no time like the present. □ 諸行無情 All

面倒だから、しよう | あたりまえのこと

渡辺和子さん (1927-2016) の著書「置かれた場所で咲きなさい」(2012) 、そして「面倒だから、しよう」(2013)を数年前に読みました。 同時期にこの2冊を読んでみて、「面倒だから、しよう」は「置かれた場所で咲きなさい」をより深く理解する助けになったと思います。 本からは、「あたりまえのことを、こころをこめて丁寧に実行していく。感謝のこころと謙虚さを忘れずに、今日を生きていく」という人生の指針が伝わってきます。渡辺さんの深い愛情と思いやりに満ちた言葉で伝えら

音声メディア 耳の文化 聴覚学習

最近は音声で知識のインプットをすることが増えました。 最近の読書は娯楽として気分転換できる小説、詩集、エッセイが中心です。 考えてみると2020年のロックダウン期間に、様々な音声メディアやウエビナーを使うようになったのが音声ツール利用のきっかけです。 音声ツールで学んでいて気付いたことは、授業の様な環境が懐かしく楽しいこと。そして私には聴覚学習が合っていることです。 図表を用いた視覚学習も好きですが、聴覚からのインプットが印象深く記憶に残ります。 ラジオ代わりに良く

今週のことば 117さいの叡知 達観

フランスで2番目に長寿である、シスター • アンドレさんが、2021年2月11日に117歳の誕生日をお祝いされました。 シスター • アンドレさんは、今年1月にコロナ感染から回復し退院されたそうです。また、1918年に流行したスペイン風邪 (インフルエンザ H1N1亜型)も体験されたそうで、本当に凄い方です。 2/10に行われたリモートインタビューを先日ネットで拝見しました。今コロナで苦しんでいる世界の全ての人々にアドバイスを、と問われた彼女の答えが素晴らしく、共感しまし

今週のことば ダライ • ラマのつぶやき まとめ追記

先日目に止まった、ダライ • ダマ14世のツイート投稿に感銘を受けました。 以下引用させて頂きます。和訳は私の意訳です。原文との誤差、訳の間違い等は、コメントでアドバイスをいただけると嬉しいです。 「私は人類の一人で、私が住む世界の一部であると感じています。なので、私は全く孤独ではありません。私たちは紹介される必要はありません。私が出会う人は、誰もが私と同じであると考えます。眼が二つ、鼻が一つ、口が一つあれば、その人々は私と同じ人間であると考えます。」- Dalai La

多様性 ジレンマ ステレオタイプ

2021年2月3日の、日本オリンピック委員会臨時評議員会での女性蔑視発言が、日本国内外から注目され、議論されています。その後、差別と偏見、男女格差、多様性、社会構造、思考のギャップ、ジレンマ等に付いて日々考えています。 今までの自分の発言を振り返ると、差別的な言葉使いを無意識にしていた事があったと思います。私は女性なので男子、男性に向けての発言、コメントのことばに、男性、男子に対する潜在意識にある「偏見、ステレオタイプ」が入るのだと思います。 かれこれ半生以上を、「人種の

未来への新しいみち 対話

2月6日の #わきまえない女たち オンライン番組を拝見しました。直ぐに集まり充実した内容の企画を配信された事に感服しました。 色々な年代、職業の女性方々の勇気、発言、溢れでる怒りを表現される姿に、希望が湧き、励まされました。 #DontBeSilent 過去と現在の多くの人々の願い、憤り、怒りを代弁して発信して下さったのだと思います。登壇された方々の貴重な発言に感謝します。 今の子ども達、未来の世代のために、貴重な一歩だと感じています。世代やジェンダーの枠組みを越え

ありがとうございます note 2週間

noteの投稿を始めて2週間経ちました。今日、1000ビューを越えました。まだ拙い文章ですが、読みに来ていただき嬉しいです。ありがとうございます。 日頃書く日本語の文章は、メールとメッセージ等、口語調の短文が多いです。 note を始めて、アイディアやキーワードを下書き保存、作文の習慣、読みやすい文章の構成や編集方法を学ぶ機会が増えました。 編集者の方々が書かれている、文章に関する note 記事、アドバイスは、大変参考になります。日本語文章の校正編集は、難しく楽しい作

リモートおしゃべり 助け合い 癒し Talking & Health

リモートで、気の向くままに喋る自由時間、それが、自粛中の癒しの一つだと思います。 嬉しいことも、失敗談も、共有できる仲間のサポートに、コロナ自粛期間は大変助けられました。 いつでも、良いこと、悪いこと何でも話せる、良い時も悪い時も、味方でいてくれる仲間は貴重な宝物です。 迷ったり、漠然しているアイディアも、聞いてもらい、アドバイスや応援をしてもらうと、心強く思います。そして、取り敢えずやってみようと、前に進めます。 親子の間でも、一人で解決できない疑問や問題があるとき

リモートのメール文章 心が通じる伝え方

先日リモートワーク中に、Maybe という表現を使い方いすぎて誤解が生じてしまいました。 英文でメールのやり取りをしていた方と、誤解が生じ、「残念ですが予定していた一件を辞退します」とメール返答を頂きました。 確認を省いて急いで返答した私のメール文が伝わりにくかったのだと思います。 Yesと肯定して書くか、Maybe と前向き肯定のつもりで書くか。そして受信側の理解の仕方、印象の持ち方等。 電話や対面での会話と違い、メール文章の意味の微妙な差異は難しいです。 今はコ