ヘアカラー
こんにちは。
小さな町で美容師をやっております、アラフォーのおすぎといいます。
自分の人生や生き方、思考を見直すために始めた日記です。
たまに雑談が入ってきますw
それと共に同じような世代、同じような悩みがある方が共感してくれたらナーーーって思いを日記に記しています。
今日は、ヘアカラーのお話を。
お客様によく言われる言葉!!
ブリーチってしないとこんな色できないの??
という言葉。
これは本当によく言われます!!
例えば白い画用紙だったら、絵の具を使ってそのままの色を表現することができますよね??
では、髪ではどうなるでしょうか??
そもそも、髪は黒色や少し茶色味のある色をしています。
やりたい色、例えば真っ赤にしたいとなると、単純に考えれば白に近づくようにしてから、絵の具で塗るようにカラー剤で赤色を入れれば、真っ赤になるという簡単な考えです。
ですが、髪の毛なので白になるのはほぼ無理に等しいです。
ただし白に近づけることはできます。
ですがどうしてもメラニン色素の関係上、少し黄味がかった白になります。
ちなみに暖色系の場合は、白に近い色までブリーチしなくても色の表現はある程度、出来ます。
そう。
この説明のとおり、髪にはメラニン色素というものが存在するのです。
このメラニン色素が無くなると白髪になるということになります。
メラニン色素には、ユーメラニン(褐色、ブラウン系)とフェオメラニン(黄赤系)のメラニンという2種類があります
2つのメラニンが髪にあります。
日本人はフェオメラニンが多く持っている人が多く、ブリーチすると大体の方がオレンジ系で明るくなっていきます!!
※ブリーチとは脱色剤です!
日本人でもたまにあるのがユーメラニンが多い方。
この方は、ブラウン系で明るくなっていきます。
なので明るくすると、、、、
赤みのオレンジ→オレンジ→黄味オレンジ→黄
という感じで明るくなっていきます。
なので外人風髪色というのが流行ったのも、日本人がどうしても表現しにくい色で反対色になる寒色系に憧れるからです。
近年は、お薬もよくなりブリーチしなくても寒色系の色を表現するのが出来るようになってきました。
が、まだまだってですw
ブリーチすることにより透明感が出たり、くすみ感が表現しやすかったりします。
表現の幅が広がるのです!!
ただし、無理にブリーチしなくてもできることはたくさんあります。
お仕事上の都合だったり、髪のダメージを考えるとブリーチができないという方も結構いらっしゃいます。
カラー剤で表現できることもあるので、担当の美容師さんに相談してみてください!!
たくさんの可能性がありますよ!
お客様に聞かれる言葉。
『ブリーチしないとこの髪色できないの??』
答えは、髪質やダメージ、表現する色でことなりますw
結果、相談してみることが大切ですw
美容師さんにしっかり質問して、納得のいく答えを教えてもらってください!
とっても大事なことです。
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