見出し画像

ソーラーシェアリングの最新統計情報が公開 2018年度は過去最高の新規導入量

なかなか情報のアップデートがないなと最近感じることが多かった、農林水産省のソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)に関する統計情報がついにアップデートされ、2019年3月末時点(平成30年度末時点)の各種集計情報が公表されました!

今回は情報が盛りだくさんなので、スマートジャパンの連載記事などで逐次解説していきたいと思いますが、ざっくり見ていくとまずは単年度の新規許可件数が過去最多の481件となりました。下部農地の面積から換算すると、約120~140MWの新規導入だったと推測されます。

この推移で行けば、私が各所でお話ししている「2019年度末時点で2,500~3,000件程度」というのも、大きく予想は外してなさそうです。

画像1

都道府県別の導入件数もアップデートされ、相変わらず富山県のみが0件である以外は多少なりとも実績が出てきました。特に、静岡県や埼玉県の伸びが著しい一方で、中部以西は愛知県・兵庫県・香川県は2桁の伸びを見せるに留まりました。

画像2

この結果から読み解けるのは、特定の地域でまとまった案件や熱心に事業化を進めている事業者の存在が推測される一方で、全国的にはまだまだ認知度や取り組みの熱にばらつきがありそうだという現状です。

更に詳しく公表資料の分析をしたら、また細かく紹介していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?