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建築史 古代④ローマⅡ

こんにちは。インテリア&建築の学び直しサロン「くらし間」です。
それでは古代④ローマⅡです。
(まだ時々加筆・追記・修正などしております)

古代ローマのドームは千年以上にわたり世界一!

引き続きローマ建築のポイント


・アーチ構造(ヴォールトやドーム)
・ローマンコンクリートの発明
・装飾オーダー

ローマンコンクリートとアーチ構造とを融合して完成したのが、
ローマ世界の中心というべき 巨大ドーム!

・パンテオン(紀元前63-紀元前12)

「すべての神々の神殿」の意。ローマの町ができた4月21日、オクルス(天窓)から入る日光が入り口を照らしています。高さ43.2m。
紀元前25竣工(のち焼失)、118-128年ハドリアヌス帝により再建されました。古代ローマは多神教です。キリスト教ではありません。

コリント式オーダー ここではオーダーは構造柱
直径9mの円孔 直径43mの球体がすっぽり入る大きさ
オーダーは壁に装飾として張り付け、装飾オーダーとなりました。
壁の厚みは最下部で6m!

この側面のアーチは、googleのストリートビューでも見れますよ~!
私は見ました。1900年近く前の建物と思うと、ゾクゾクしました。

この巨大ドームは、1436年サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ができるまで、1000年以上の間、世界一の大きさを誇っていました。

建築を芸術にまで昇華し、当時のまま残っている建築の内部空間としては現存する最古の存在であります。
ありがとう古代ローマ、ハドリアヌス帝。

この古代ローマあたりが、すごく面白いところなんですよねえ。
ここでは書いていませんが、古代ローマの時代背景も見るととても面白いです。

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