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【スタッフの熱】広報が密着!スタッフの想い🔥〜米子店店長・古川さん〜

「古川さんって、何を考えているのかわからない」。

そんな感情の読めない"謎"の側面の一方で、実は常にメンバー(特にグリニッチの若手陣)を気に掛けるなど面倒見の良さにも定評がある、米子店・店長の古川博章さん。
そして、しばしば滲み出る「内に秘めた古川熱」も、古川さんが人を惹きつける理由の一つです。
そんな古川さんのことをもっと知りたい、伝えたい!ということで、古川さんの1日に、広報・岡田が密着しました。

ご来店のきっかけは、WEBサイトやインスタグラムから。遠方からお越しいただくお客様もいらっしゃいます。

「問い合わせの大半はソファ」という古川さんの言葉通り、その日ご予約いただいたお客様も、ソファを目的に遠方よりいらっしゃいました。

きっかけはWEBサイトやインスタグラムなどのSNSですが、ほとんどのお客様はあまり具体的には決めてこられず、「ソファが見たい」など、大まかなイメージで来店されることが多いようです。

「たとえば『Luu Sofaを見たい』といった具体的なアイテムが決まっている方でも、来店されるといろいろなソファがあるので、一通り座り心地などを試されることが多いです。せっかくご来店いただいたので、見た目だけではなく使い心地や、ご自身の心地よい感覚を、じっくり時間をかけて確かめていただきたいと思います。」

接客をしている様子を見ると、古川さんよりもお客様の方がたくさん話している印象を受けました。

「接客で大切にしていることは、あまり話さないことです。お客様がお持ちのイメージ、要望や考えていることを一旦聞いて、それを踏まえて自分の提案を織り混ぜ、お客様とお話しするようにしています。お客様の気持ちを私の視点で要約する感覚です。そうすることで、お客様の考えを否定せず、ご希望を尊重した上で、それをさらに良くする提案ができると思います。」

お客様からいただくたくさんのご質問を、一度全て受け止めて、ご相談しながらご提案を進めます。

お客様の中には、自分からお話するのが苦手、という方もいらっしゃいます。そのような方には、商品説明などあえていつもより話すようにして、お客様が興味を持ってくれるのを待ちます。そうすると最終的には、質問をしたり喋ってくれる方が多いのだそうです。

今回ご案内したお客様も、最初はソファをご検討に来店されましたが、話がどんどん膨らみ、最後にはAVボードやテーブルなど、お部屋全体のインテリアのご相談もいただきました。

「図面見せても良いですか?」と、当初予定されていたソファ以外にもご相談いただきました。

「家具を検討される大半の方が、新築やお買い替えです。こだわりがある・なしに関わらず、今まで何かしらの家具を使っていますよね。そのまま現状維持でいいのか、もしくは今よりも良いものがほしいのか。グリニッチにいらっしゃる方は、後者の方が多い印象です。せっかく買うなら、自分の気に入ったものを、永く使いたい。知識がある・ないではなく、家具に対して興味がある方が多いのだと思います。だからお話しするのが苦手な方でも、質問が出たり、話が自然と膨らむのかな。」

お客様からよく質問されるのが、床や壁の色と、家具の組み合わせについてです。

「『家具と床の色は合わせた方が良い』と考えていらっしゃる方が多いですが、それが絶対ではないと私は考えています。統一感は出るけれど、単調になって暗い印象になってしまったり、アクセントがなくのっぺりした印象になってしまうこともあるからです。良いところも注意するところも、どちらもお伝えします。」

選択肢をこちらで狭めず、お話を重ねながら、お客様にとって一番心地良い空間をつくるという接客スタイルは、古川さんがお客様からの信頼される理由の一つなのかもしれません。

「ソファの色も、たとえば青という色だけでも、いろんな青がありますし、触り心地も一つひとつ違います。店頭に並ぶサンプルは一例で、お客様の中で本当にぴったりはまる"青"を、一緒に相談しながら決めていきます。他のお店に比べて、接客時間は長い方かもしれませんね。でもそれだけ時間をかけて、真剣に考えて選んでいただきたい、という思いが強いです。」

「お家に帰ってから迷われないように」と、ソファの生地選びは時間をかけて慎重に行います。

接客は楽しいですか?という質問に対して、「楽しい。楽しいに決まっている。」とすぐ答えが返ってきました。

「多くの方にとって、新築は生涯一度の経験だと思います。それに合わせた家具の検討も、できれば一回にしたい、という方が多いです。その時にグリニッチを選んでくれて、家具選びに携われるというのは、本当に特別なことだと思います。私がご提案したものをお客様に選んでもらえるのは、本当にありがたいことです。嬉しいし、心の底からこのお客様にご提案できてよかった!と思います。また、たとえ購入に繋がらなくても、ご提案の中で何かしらお客様に"プラス"を提供できます。勉強になった、参考になったと喜んでいただける方も多くいらっしゃいます。他店のものが混ざっていても良いんです。自由に、そのお客様にとって一番心地良い空間づくりに携わることができるなら、これ以上嬉しいことはありません。」

最後に、古川さんにとって、仕事で一番嬉しいことを伺いました。

「お客様に喜んでもらえること。本当に、これに尽きます!米子店でご購入いただいた方には、できるだけ私が自分で、家具のお届けに上がるようにしています。お届けに伺って、無事にお納めした時にお客様からいただく『ありがとう』のお言葉ほど、嬉しいものはありません。自社配達は私が心がけていることの一つでもあります。ご提案させていただいたものを、最後のお納めまで責任を持って務めることはお客様の安心にもつながりますし、特に受注生産のオリジナル家具の場合はご購入から3ヶ月ほど間が空くこともあるので、久しぶりにお客様にお会いできるのも私の楽しみの一つなんです。家具への興味が広がったお客様から追加のご相談をいただけるなど、一人ひとりのお客様と長く繋がり合えるのも、私が自社配達を大切にする理由です。」

普段は無表情が多い古川さんですが、打ち解けてくると笑顔がたくさんみられます。

古川さんは、お客様から頂いた嬉しいお言葉や、ご満足いただけた空間について、熱が冷めないよう配達に伺ったその日や翌日には、インスタグラムやブログに書き留めるそうです。”古川節”と一部のメンバーから呼ばれている独特な表現や言い回しからなる読みものは、”お客様の空間づくりをお手伝いできて、本当によかった”という、古川さんの内に秘めた想いが目の前に浮かぶような、唯一無二の言葉がたくさん詰まっています。お客様にお読みいただきたいのはもちろん、「お客様へのおもてなしの心」を学べる、グリニッチメンバーにとっての"財産"とも言えると思います。ぜひ、米子店のインスタグラムブログもチェックしてみてくださいね。

広報・岡田

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