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海外渡航で新たに必要な書類は?
海外ではコロナ感染が終息に向かう前から入国の緩和を開始している国が徐々に増えてきています。日本も、いずれは制限緩和の方向に向かうと思われます。
以前のような活気が戻るには、もう少し時間がかかるとは思いますが、日本から海外旅行に出かけられる時も、そう遠いとは思えません。
コロナ以前には、日本国籍者に対して、70ヶ国に近い国々が、査証免除となっていましたので、これらの国へ訪れるにはパスポートがあれば入国できました。コロナ禍でも基本的にこの制度は続いています。
しかし、制限緩和した国々でも、パスポートに加え、2回のワクチン接種証明書と入国48時間~72時間前のPCR検査陰性証明書が必須としている国が現時点ではほとんどです。
日本ではデジタル化が遅れているため、いずれも紙の書類として発行されていますが、紙の証明書を認めていない国も少なくありません。
日本では厚生省が、「ファストトラック」というアプリを開発して、デジタル化できますが、海外入国時に有効かどうかは不明です。
海外でもそれぞれの国が同様のアプリを開発して運用していますが、国内向けで、ユニバーサルなアプリはまだ定まっていません。
その中でIATA(国際航空運送協会)は、IATA Travel Passというアプリを開発して、予防接種等の様々な情報を空港で容易に確認できるシステムを開発しました。その中には、パスポート情報も含まれますので、いずれは現在の国ごとに発行されているパスポートも無くなるのでは?と想像されます。
現時点で、コロナ禍で海外渡航する時に必要となる書類:
・パスポート
・ワクチン接種証明書(市町村で接種後に渡される書類)*英文でワクチン種類等が確認できるので、認めている国が多い。
・入国前直前(72~48時間)のPCR検査陰性証明書*海外渡航用として英文で記載されいないと無効です。
・査証(ビザ) コロナ禍以前と同様に必要な場合があります。
・各渡航国が指定したアプリへの事前登録(不要な国もあります)
上記は基本的に必要な書類で、今後変更される場合もありますし、渡航国により異なりますのでご注意ください。