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自分なりのドリップコーヒーを編み出してみよう

世の中には多くのコーヒー関連本があり、ドリップ一つとっても様々な淹れ方が書かれています。それだけ奥深い、研究しがいのある抽出方法だといえますが、初心者からみたらどれを信じればいいのかわからない状況であるのも事実です。
さらにいえば、どんな淹れ方をすればどんな味わいになるのか、それがわかりにくいがために、とりあえず記載されている淹れ方を見様見真似でやってみる方が多いのではないでしょうか。これでは、プロがオススメする淹れ方をわかりやすく真似することはできますが、違う味わいにしたいときや、豆が極端に変わった時に技術的な対応を取ることが難しくなります。

従来、もっぱら2000年くらいまででしたら、どんな豆もだいたい深煎りで、ドリッパーもカリタやメリタといった台形が主流でしたから、本の真似でもある程度は香味が整っていました。しかし昨今では、ドリッパーの種類はもちろん、コーヒー豆の焙煎度やその他の特徴もかなり複雑になり、普遍的な淹れ方というのが難しくなりました。
「これが正解」という淹れ方はなくなりましたが、その分研究の余地が増え、初心者でも理屈から理解すれば美味しいコーヒーを楽しめる可能性が広がったとも言えます(従来ではほぼ単一的に苦味が強かったため、初心者がとっつきにくい嗜好品でした)。

では実際にどんな理屈の理解が必要なのか、次回以降でお話していきたいと思います。

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