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「New Nikkor 55mm 1.2f」で撮る。


初めまして、オールドレンズ。

最近、New Nikkorシリーズを購入した。

はじめてのオールドレンズ。
はじめての単焦点。

買ってみたもののインターネット上に作例や情報が少ない。

折角なので、自分用の記録として、レンズの情報と共に作例を残そうと思う。

お付き合いくださいませ。

【オールドレンズを購入した経緯】

今回オールドレンズを購入した理由はただ一つ。

「新しい世界が見たかった」から。
この好奇心が大きい。

初めてカメラを手にとってから、
新しいレンズを買うことなく使い続けていた。

しかし被写体の幅が増えてから、今持つレンズに限界を感じることがあった。

「「表現できる幅が少ない!」」

違う視点から撮る写真。
新しい被写体へのアプローチ。
このレンズでしか撮れない写真。

私の好奇心が新しい可能性を感じたため、New Nikkorを手にとった。

【New Nikkor 55mm 1.2f】

レンズ情報

冒頭にも書いたが、当レンズに関する情報はNikon公式ホームページにはなく、直接Nikonへ問合せを行った。

販売期間:1975年6月15日~1977年3月 
・レンズ構成:5群7枚 
・画角:43°
・絞り羽根枚数:7枚
・最小絞り:16
・最短撮影距離:0.5m
・質量:約410g 
・最大径×先端よりレンズマウント基準面までの長さ:約72×49.5mm 
・前面外付けフィルターサイズ:52mm (P=0.75)
・生産国:日本
・バヨネットマウントの材質:金属
ニコンイメージング様の回答から引用 


レンズのずっしりとくる重み。

絞りを回した時、ゼンマイを回したように鳴る「カチカチ」という音。

レトロさを感じる。

そして、製造終了1977年3月は私が生まれる20年前。 

約40年色んな人が使って、色んな景色を映してきたんだろう。
そのバタンを私が掴んだと思うと感慨深い。

先人よりもいい写真を撮ろうと、身が弾きしまる思いだ。


レンズの特徴

他のオールドレンズを持っていないから比較できないけど、柔らかい。ただその一言に尽きる。

そして、フィルム感。

焦点があっている部分とそうでない部分の境界線がくっきりしていない感じ。

レンズが違うだけでここまで違うのものなのか。。

フィルムのような懐かしさを感じる映り方。
そしてNikonの風景写真への強さ。

素晴らしいレンズ!

【Nikon D3300との相性】

◯非aiでも装着可
◯マニュアルモード
◯ホワイトバランス
×露出補正
×絞り優先モード
×オートフォーカス(マニュアルのみ)

【New Nikkor 55mm 1.2f 作例】

風景から物まで一通り撮ってみた。
マニュアル操作だからこそ、一枚一枚の写真と向き合える。
今後も沢山写真を残していきたい📸

【作例】

羽田空港
1/4000s ISO 200 f1.2
夕暮れ時の羽田空港
1/4000s ISO 200 f1.2
チーズケーキ
1/125s ISO400 f1.2 
カフェ
1/100s ISO400 f1.2 
1/4000s ISO100 
1/4000s ISO 100 f16 
1/4000s ISO100 f16
1/4000s ISO100 f16
1/100s ISO100 f8
1/100s ISO100 f8
ISO100 1/60 f1.2

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