小惑星接近
小惑星が地球に接近した。いや、これは別に珍しいことではないのだが、今回はだいぶ近かった。上空400kmの高度まで近づいたらしい。高度400kmというと宇宙ステーション(ISS)が滞在している高さである。かなり近いところと言ってもいいだろう。
隕石も3メートルから11メートルと宇宙ステーションに当たれば大きな問題になった大きさであろう。地球に落ちたくらいでは大して問題にはならないかもしれない。
ちなみに写真になっているのはIAUのウェブサイトからダウンロードしたもので、真ん中にあるのが地球、周りを丸い軌道で飛んでいるのが月。そして緑色の線が今回の小惑星だ。かなり近い所を飛んでいるのがわかるだろう。そして、地球の重力によって軌道が大きく変わった事も見ることが出来る。
地球ではCOVID-19やアメリカ大統領選、エチオピアの内戦などが話題となっているが、少し時間を取って空を眺めて見るのもいいかもしれない。私たちは宇宙の一部なのだから。
ちなみに貼り付けたIAUのサイトのデータの読み方が分かる方がいれば、是非教えて欲しい。
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