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イギリス留学記②(2021.9.6-2021.9.12)

2021年9月1日よりロンドンのKing's College Londonに交換留学に来ています。
隔離明けの一週間は新しい体験に満ちていました。

ロンドン

「この街に、ないものなんてあるんだろうか?」

隔離が明けて、寮の友達に連れられていろんな場所に連れて行ってもらって感じたことです。世界各国の料理店が立ち並び(なぜか通りの角に寿司屋が多い)、面白い形の高層ビルがあると思えば歴史を感じさせる建築があり、無料で入ることができる博物館・美術館がたくさんあり、だだっ広く真っ平な公園もあり、大学も、図書館も数え切れないほどあります。

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日本から、「これ絶対に向こうにはないだろう」と思って畳スリッパを持って行ったのに、それすらも見つけて驚きました。

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交通事情

信号がある道路が少なく、しかも全て押しボタン式(下の写真)で、青の時間がとても短いので、毎回小走りで渡っています。道路は縦横無尽に走っていて、Google Mapが欠かせません。初めて大学を見に行った帰り道、途中でスマホの電池を切らしてしまい、絶望的な気分を味わったので、反省して紙のガイドマップを買いました。

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京都にいる間は、整然とした道の並びに慣れてしまい、鴨川というわかりやすい目印と各交差点にある地図のおかげで、方向音痴でもなんとかやっていけましたが、ロンドンは真逆ですね。(下の写真はとある交差点)

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その代わり、交差点の建物には通りの名前が必ず書いてあり、交差の仕方が複雑なので、通り名を地図で調べれば必ず自分がどこにいてどの方角を向いているかが分かる、ともいえます。紙の地図を買ってから、良い練習と思って地図を片手に散歩をしています。

遊び

幼稚園に始まり、大学生になるまでの今までの学校生活の中で、自分の選択と周りからの影響でなんとなく「キャラ」というものができあがり、そしてその「キャラ」を無意識のうちに受け入れて生活しているものなのかもしれません。好きな音楽や本、映画、遊び方に至るまで、ハッと気がついたときには固定化されていて、最近は「あなたへのおすすめ」が優秀なことも相まって、似たようなジャンルに落ち着いていく傾向はより顕著かもしれません。

何が言いたいのかというと、まさか、自分がアイススケートに誘われることになるなんて思いませんでした。京都にだってスケートリンクはあるけれど、調べてみようと思ったこともなかったなあ、と思いながら初めて体験してきました。(なんか生まれたての小鹿みたいですね。。。笑)

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スケートに限らず、教えてもらった新しい音楽を聴いてみたり、動画を見てみるのはとても面白く、読んでみたい本もたくさんあります。また一方で、日本に興味があるという寮生のスマホのプレイリストの中に星野源の曲を発見した時の喜びもひとしおです。

寮生活と英語

今のところ三食全て寮でいただいています。同じテーブルを囲んで話すのですが、話の聞き取りにはとても苦戦しています。とにかく皆喋るのが速く、話題が次から次へと移っていくので、とりあえずざっくりと何のテーマについて話しているのかを追いかけるのが今のところの目標です。スペイン語話者が多いので、たまにスペイン語が混じっているのですが、半年かじっただけのスペイン語の方が聞き取れる気がするのはなぜだ、と思いながら話を聞いております。(スペイン語は結構発音が日本語に近いと言われている)

スピーキングの方は、自分に会話のボールが来たときに、ゆっくり丁寧に投げ返すことと、できるだけ遊びに行って(笑)、一対一で喋る機会を多くすることを心がけています。幸い、言葉の苦労をわかってくれてゆっくり喋ってくれる人と、こちらが分かっていようと分かっていまいとガンガン楽しそうに喋りかけてくれる人がいるので、疎外感を感じることはないです。母語での専門分野の会話でも同じことが言えますが、ガンガン喋りかけてくれる人の存在はかなりありがたいです。

今のところ、話す内容を考えるのにうまく脳のリソースを割けていないようで、喋ったあと、冷静に考えて、「実際と違うこと言ったなあ」と思うこともしばしばです。ただ、ある意味「これを言ったら周りにどう思われるだろうか」と考えすぎたり、「言い過ぎてしまったなあ」と後悔することが皆無になり、必然的によく人の話を聞き、一生懸命にコミュニケーションを取ろうとする姿勢でいられることは、気持ちが良いものです。

英語はぼちぼち慣れていきたいです。

英語のおすそわけ

「こう言うんだ」と思わずメモした単語や表現をちょっとずつ紹介していきたいと思います。

After you.
「お先にどうぞ」という意味です。ドアを開けて先に相手に通ってもらう時、料理が大皿で回ってきた時によく聞きます。

bubble tea
タピオカミルクティーのことです。結構皆さん日本発祥だと思っているので台湾発祥だよ、と言うのが私の役目(?)です。Bubbleologyという面白い名前の店が至るところにあります。みんなで写真を撮ってインスタに上げます。味もやることも何も変わりません。

まとめ

隔離の反動で外によく遊びに行った一週間でした。英語は大変です。来週は遊びつつ、日常生活も整えていきたいです。書きたいことがありすぎて、全然収められなかったので、遊びやOpen Houseのレポートは追記したいです。


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