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5 決戦の飲み会

という訳で、彼の友達との飲み会の話が進んだ

彼を連れてきて欲しいだなんて言えない

運次第

縁があれば会える。と都合よく捉えた。

飲み会まで2週間後、

私は一目惚れの彼に会えるかもしれない。と言う前提で

自分を磨く事にした。

というより、

あれからドキドキが全然おさまらない

食べる量も自然に減った

会社から3駅、会社帰りは歩く事にした

24時間考えてしまう彼の事とこのドキドキを少し発散させたかった

歩いても歩いても、

日にちが経過しても

このドキドキは想像力という力をかりて拡大していく

ここ数年、キレイになりたいとも思えなかったけど

今最高にキレイになりたい。

彼にもっともっとキレイだと思われたい

いや、あの時が社交辞令なら、今度こそ私が一目惚れした見たいに

恋に落ちる位魅力的な自分に絶対なる!

それまでぼーーっと何となく生きていた私の日常に

目的が出来た。

必ず惚れさせるのだ。

(彼が来る事は確定では無いけど…)

毎日の髪型とメイクは、

決戦の飲み会に向けての予行練習。

着る服と靴も新しく揃えた。

私は恋バカなりに、本気の本気なのだ。











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