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雨上がりの恩方の森にて

昨日は、枯れ沢復活&ホタルを飛ばす会 のお手入れ会に参加するために、雨上がりの恩方の森へ

自宅を出るころは、まだすっきりしないお天気だったけど
森に着く頃は、日差しも差し込んで気持のよいお天気に。

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シャクナゲの花が、季節の移ろいを感じさせます。

今日は、総勢5名。

初めての人がいなかったこともあり、さっそく作業に取り掛かり、午前中からけっこうハードでした。


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お昼は、ウッドデッキで昼食

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今日は、あっちゃんがお抹茶を淹れてくれて、
大自然の中でお茶を頂くという至福のひと時。

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最近、何度か森でご一緒している、若干28歳の若者。
ゆうき君。

彼は、ハンターであり、ITの仕事もして、不動産の資格も持ってて?
今、横浜在住なんだけど、静岡に人と自然を繋ぐ古民家をもち、そこでの活動もしているそうです。

そこには放置された茶畑もあり、お茶摘み体験のイベントも地元のサークルの人達の力を借りながら企画しているそうです。

今度はお茶室を作ろう計画もあるらしく、
そしたらこの森でお抹茶をいただくという経験が訪れて!

「めっちゃタイムリーです」

と、とても感動してました。

ゆうき君は、その静岡の土地で竹で森が侵食されているところがたくさんあり、その竹を炭にする活動もしているので、毎回森の作業に参加するときに、竹炭をもってきてくれるのです。

こんなふうに、あるところでは処理に困っているものが、
こちらの活動ではおおいにありがたいものとして活用できる

というのを目の当たりにして、繋がりや循環をものすごく感じた今回の森での一日でした。


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24才のときから、自立自営で自然化粧品の販売の仕事をしてきたので
人とのご縁はとても大切にしてきて、一生懸命目の前の人と繋がろうとしてきていました。

その化粧品のおかげで、自分はアトピーや子宮内膜症が治ったというのもあり、人のためにもなり社会のためにもなっているという、
やりがいや充実感もあったので
ずっと休みがあるようなないような働き方をしていて、

正直疲れてしまって、もうずっとこんな働き方はできないなーと思い始めたのが10年前くらい、30代後半だと思います。

アーユルヴェーダに出会い、初めて西洋のお医者さんでありながらアーユルヴェーダのクリニックをしている病院での診察を受けて、「とても疲れています。すぐにでも仕事辞めれませんか?」と言われてことも大きなきっかけとなり、

そこから、少しずつ少しずつ、外側にばかり向いていた意識を
自分へと向けるようになり

目の前の「誰か」や、目の前の「事」ではなく、

自分自身との繋がりを取り戻すことを無意識にやってきたような気がします。

そして、自分との繋がりや、自分の身体の中での循環や繋がりが整ってきて、本来の健やかさが戻ってきたのが感じられるようになってきた頃から

とても願望が叶いやすくなってきて、人とのご縁にも恵まれるようになり、ご縁がご縁を呼び、そして巡り巡って、じつはあそこもここも最初から繋がっていたんだね!

というような出来事が目の前に展開されることが、ほんとに増えて

無理して、誰かや何かに繋がろうとしなくても、自然と繋がっていく
という経験をたくさんさせてもらうようになりました。

もっといえば、何かや誰かと繋がっていくというより、
最初から繋がっていたことを確認する、再認識する

そんな場面がほんとに増えたなと思う、今日この頃なのです。

外側に向いていたベクトルを、内側に向けるって、
地道な作業だし、外側からの評価はなかなか得難かったりするので、
ときに孤独を感じるし、なかなか難しいことだったりすると思うけど

でも、結果的には遠回りのようで、一番の近道だったなーと思います。

最後に、私がアーユルヴェーダを学んだ蓮村先生の
昔のツイートを紹介しておきます。

「あなたの中に宇宙があります」というテーマで書かれていて、自分との繋がりを取り戻していく過程で、何度となく助けられたツイートで、患者さんにもよく紹介しているものです。


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2017年12月10日

向上心があればいいってもんじゃありませんよ。一生懸命にもっと良くしようと頑張るのはいいとして、それ以上に大切なのは「あなたはどこに向かっているの?」って事です。

一生懸命に間違った方に進んでいたらヤバイじゃないですか。

一生懸命に頑張っている人に「あなたはどこに向かって進んでいるの?」「あなたはどこに向かって良くなろうとしているの?」「向かっている先に何があるの?」と聞いてまともに答えられる患者さんはあまりいません。

そして、そんな患者さんは決まって疲弊し、悲しく、虚しいと感じています。

「あなたはとても頑張っています。もっと良くなろうと一生懸命です。それは間違っていません。

でも、自分がどこに向かっているかをきちんと知らねばなりません。 それを知らないと、あなたはどんどん自分を失い、そして疲れ、悲しくなり、ついには鬱になってしまいます。今がギリギリです。今ここで自分が本当に向かっていきたいところを知らないといけませんよ」と私は話します。

あなたが本当に向かうべき場所は、あなたの中にあり、あなたの外にあります。それは本当のあなたであり、そしてこの宇宙の全てです。そして、あなたが本当のあなたになる時、あなたはこの宇宙と一つになります。

それは深く静かであり、完全に安らいでおり、そして大きく無限に広がっており、愛に満ちています。あなたはそこに向かっているのです。

もう一度言います。それはあなたの中にあり、そしてあなたの外の全てです。そこに到着した時、 あなたはどこにも行きません。どこにも行かなくていいのです。あなたはそこで永遠に安らいでいます。どんなに悲しい事が過去にあっても、どんなに辛い事が過去にあっても、あなたはもう永遠にその至福の海の中でそれと一つになっているのです。

そしてその時あなたは「私は初めからここにいたんだ」と思い出すのです。アーユルヴェーダが教える数々の智慧はそのことを教えています。なぜ夜早く寝るのかと言えば、それはあなたの中にある宇宙が、外の宇宙と同じであることを知るためです。

なぜ食事の時に白湯を飲み、消化力を助けるかと言えば、あなたの中にある消化力が、実は宇宙の消化力と同じもので、それと一つになる時に、消化が完全になっていくのだと知るためです。

あなたの中に宇宙があります。その宇宙は、初めから外の宇宙と繋がっていて、全く同じです。現れている形こそ違いますが、そこにある知識や構造は同じであり、それをアーユルヴェーダでは自然知性と呼びます。私達は自然知性の現れなのです。

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ぜひ、自分がどこに向かっていっているのかわからなくなったときは、お白湯飲んだり、早寝したりして、いったん立ち止まってみてくださいね。

あなたの中に宇宙はあります♪



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