今学んでいること、これからやりたいこと

コロナ禍でお仕事が減った去年。

せっかく時間があるなら・・・と以前から気になっていた産業カウンセラー資格の取得を目指すことにしました。

今は体験学習とe-learningの真っただ中で試験は今年の6月、それまで少し活動を控えて勉強の時間を確保するようにしています。

この資格を取ろうと思ったのは、カウンセリングをちゃんと学び習得したかったことと、もうひとつ理由があります。

それは働く人の心の健康を支援したいと思ったから。

私は老人介護事業をされている事業所さんでアンガーマネジメント研修をすることが多いのですが、その研修を開催する目的がメンタルヘルス対策であることが多いです。研修を請け負うようになった当初は不適切介護の予防目的が中心だったのですが、ここ数年で変化してきているように感じています。

その理由のひとつに労働安全衛生法によるストレスチェックの義務化があります。

スタッフの離職や、メンタル不調といった目の前の問題と合わせて、従業員数50名以上の事業場の義務とされているストレスチェックを実施したものの、必要な面接などの対策が取れない、どうすればいいか分からずに困っていると相談されたこともあります。

そこで、働く人の心の健康を支える役割が私にできないかなとここ数年考えていました。そんな中、コロナ禍で時間ができたことが今回産業カウンセラーを目指すきっかけとなりました。

医師や保健師のようにできる事は多くはありませんが、そうした機関と連携を取りながらメンタルヘルス支援に取り組むことが産業カウンセラーの役割りです。(そのほかキャリア形成支援、人間関係開発支援もあります)

そのためには、まずは試験に合格しなければなりません。カウンセリングのスキルアップ、各種療法の学びと技術の習得、法律の理解などやるべきことは多くありますが、ひとつずつ着実に身に着けて、社会の役に立ちたいなと思っています。

今はまだ「心の保健室」の準備中ですが、それが叶う時にむけて、ここでメンタルヘルスに役立つことを書いていけたらと思います。


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