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【序文】WEBデザイナーが残業代請求でブラック企業を訴えてみた。

ブラック企業に関する情報は、検索すれば山ほど出てきます。
例えば「ブラック企業を避ける方法」や「ブラック企業から逃げる方法」などです。

一方で、「ブラック企業を訴えた人」の話はほとんど出てきません。

ブラック企業を訴えた実体験は、検索に出づらい


2023年現在、グーグルでは企業方針として、お金や健康など人生に大きな影響を与える分野の記事については、一般人の記事が上がらなくなっています。

例えば、

  • 病気に関することなら「医者」や「病院のサイト」

  • お金に関することなら「金融アナリスト」

  • 法律の事に関しては「弁護士」

といった専門家の記事が優先的に表示されるような仕様となっています。

ブラック企業を訴えるノウハウなども、もっぱら弁護士さんが解説しています。たしかに素人の嘘か本当か分からない話より、権威性があって実名を公開している弁護士が執筆した記事ほうが正確です。

しかし、私が実際に企業を訴えたときに事前に知りたかったことは、グーグルでいくら検索しても出てきませんでした。

ブラック企業を残業代請求で訴えたのは数年前です。色々検索して事前に知識を溜めて、できるかぎりしっかり準備を進めたつもりだったのですが、実際にやってみたところ正直うまくいかなかった部分が結構ありました。事前準備が足りなかったと痛感した次第です。

私が企業を訴える時、事前に知りたかったこと


弁護士の解説は、おおよそ多くの方に当てはまるものであるがゆえに、どうにも大雑把な印象を受けます。つまり実際に起こる現実的な実態は、省かれているように感じます。

そこで、今回筆者がnoteにて、実際に体験した「ブラック企業を訴えた体験記」を記載します。あくまで訴訟素人のいち会社員ですので、書いてある内容がそのまま皆様の役に立つかは分かりません。

しかし実際に訴えたときの雰囲気や事前に準備しておく事、営利主義である弁護士が隠している部分などを洗いざらい記載いたします。きっとブラック企業を訴えてみたいと考えている方の一助となると思います。

仕事の合間に少しずつ執筆していきますので、時間はかかると思います。しかしグーグル検索で出てくる弁護士の情報とは違う、実際のブラック企業との闘いをお伝えできればと思います。


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