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海外大学院に行きたいデザイン系の学生へ


はじめに

こんにちは。べにです。
9月から始まった大学院の1セメスター目が早くも終わろうとしています。毎日何かしらの課題に追われて居たら4カ月なんてあっという間です。冬休みも課題がたくさんあるので勉強から逃れることはできませんね。

さて、今回のnoteは海外大学院に行きたい”デザイン系”の方たちを対象にした記事になります。ここでいうデザイン系は、

・建築系
・アート系

を想定しています。
学びの中で「お題に沿って制作して発表する」に重きを置いている分野といったところでしょうか。これに関しては当事者が一番よくわかっていると思うので、私個人の想定に当てはまらなくてもあなたがデザイン系だと思えばデザイン系です。

さて、それではそのデザイン系の学部生が海外大学院行きたいな~と考えた時にしなきゃいけないこと・気を付けることを色々書き記していきます。


出願要件どんなもんか知ってる?

はい。これに尽きる。

行きたい学校の出願要件は知っていますか?まだ決まっていない方はどこでもいいです、考え中の大学名をいくつか検索して、自分の専攻したいコースがあればそれの、なければ似たコースの出願に必要なものをチェックしてください。
全ての出願要件は想定の範囲内でしたか?何か想定外の提出物はなかったですか?選抜はどんな方法で行われますか?成績で足切りされる?書類と作品提出のみ?エッセイも提出しなきゃいけない?面接はある?現地の公用語話せたらアドバンテージある?…等々

もしかしたら、海外大学院受験を思い立って「とりあえず英語のスコアあげなきゃな」、と参考書を手に取った人もいるかもしれません。それも判断が早くて👺とてもいいことですが、英語だけに固執すると後々大変です。
ポートフォリオ(後で触れます)の提出が義務付けられていることがほとんどだと思いますしその出来も受験に影響します。

ネットで「海外大学院 出願」と調べたら用意すべきものをまとめたサイトがごまんと出てきますが正直あてになりません。それらの記事はあなたたちのためにカスタムされていません。
情報は待つのではなく自分から掴み取りに行きましょう。私の記事を読んでなるほど~と思っているあなたにも言っています。私は自分の体験からしか情報を発信できないですし、ましてやお金をもらってやっている留学エージェントでもないので確実性は担保されていません。(とはいえ自分の経験から有用そうなことと確実に言えることを絞りながら今これを書いています!!安心して!!)

本当に進学したいなら徹底的に調べ上げたる!ぐらいの気概で出願要件を把握していきましょう。


ポートフォリオってどうすりゃええの?

でました。誰もが抱える大問題。

これに関しても出願する予定の学校のサイトを見ましょう。例として私が在学している学校のものと、面接までいった学校のポートフォリオ要件を出します。

どちらもそこまで難しい要件は出してきていませんね。ですが、片方は形式自由な一歩で、もう片方はページ制限とファイル容量制限を設けています。
形式自由な方に合わせて学部時代の制作物全て盛り込んで何十ページにも及ぶ大作のポートフォリオ作ったらもう一つの学校には出せませんでした🥲ってことになりかねません。
こういうことがあるので出願要項を先に見ることが重要です。

必ず条件を満たすポートフォリオを作りましょう。

そして、出願のために作品自体や過去に自分で作ったポートフォリオを作り直すのかどうかということに関しては、私は作品にもポートフォリオにも手直しをかなり加えました。
というか、ポートフォリオは受験に際してイチから作ったのでそれのついでに過去作品も大幅な修正を加えた感じです。

学部2年の半ば~卒業設計までの中から5作品を抜き出して作ったのですが、学部2年のころの図面、パースなんてひどいものです。A3用紙に手描きした白黒図面だし、そのころはまだ綺麗にレイアウトするという概念がなかったので用紙1枚に対して図面を書くだけ書いてそれを提出するというもう必要最低限で美しくもなんともない作品でした。ですがテーマや敷地が建築映えするものだったので、これはやり直したらいい作品になるな、と思いほとんど1からデジタルでやり直しました。
これだけじゃなく、他の作品もレイアウトを修正したり英語版に直したり、当時はできなかったパースにフォトショ加工を施したりと色々やりました。結果、20ページのポートフォリオを卒論・卒業制作と同時進行しながら約3カ月かけて作りました。

どれだけポートフォリオが重視されるかは学校によりけりだと思います。(採点基準や他の出願書類との重要度の比率出してる学校もあります。学校毎に要確認です。)ですが、ちゃんと言われたことに従って制作することは基本中の基本であり、最も大事なことですから気合入れて取り組みましょう。


おわりに

今回もいろいろと書き連ねました。
海外大受験は情報戦かつ長期戦なのでめげずに頑張りましょう。

何か不明点などあればTwitterで教えてください。こちらのコメントは気づけないことが多いです。

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