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英語の文章の作成について

英語の試験でも、語学学校の上級者向けの授業でも、大学の授業でも必ず出てくるのが英語のエッセイやレポートです。
このノートでは、ライティングの重要性、どうやってエッセイやレポートを書くかを中心にノートします。

・英語の試験
英検準一級では、ライティングが重要なウェイトを占めていて、リーディングやリスニングができていても、ライティングの点数が低いと確実に合格しませんので、2次試験に進めません。
IELTS、TOEFL-iBTは1/4の配分です。多少低くても何とかなりそうな気もしますが、高得点を狙うのであれば、最低でも50%以上の点数がないと厳しいです。ハイクラスのレベルでは60%は最低でも必要です。

・大学の試験
実は、大学のレベルまで進むと英語のレポートを作成するというのは、英語が第一言語でもなかなか難しいです。大学では、英文のレポートを作成するときに英文のチェックやサポートしてもらえる大学のアシスタントのサービスもあったりします。
中間テストや期末テスト(Mid-Term) Exam)などなどでも小論文(Essay)を作成するケースも多々あります。そうなると英語の試験のような50-60%程度の点数では単位がとれないケースが出てきます。
内容を理解することも大事ですが、それを踏まえて論点を整理して、自分のアイデア、意見を論拠やデータをを提示して文章としてまとめるライティングのスキルセットが必要です。

英語のエッセイ(Essay)において最も重要なのは構成(Structure of writing)です、

構成
英文のエッセイは構成がほとんど決まっています。
構成が正しくないと採点に大きく響きますし、あまり乱雑な場合採点せずに途中でやめるケースもありえます。

導入部 Introduction Paragraph  (紹介文、論点/仮説/提案、まとめ)
本文1 Body Paragraph     (仮説の根拠1)
本文2 Body Paragraph     (仮説の根拠2)
(本文3) (Body Paragraph)     (仮説の根拠3 あった方がいい)
(本文4)  (Body Paragraph)    (仮説の根拠4 なくてもいい)
結論 Conclusion        (根拠のまとめ、結論)
Body Paragraphは3つを推奨します

構成が決まったら、下記の5点を注意しながら完成させてゆきます。

・読みやすく、理解しやすい文書を書く
・仮説に対して明確な、論点、仮説の理由、論拠、書く
・関連する適切な証拠、情報を書く、もしくは引用する
・上記の証拠、情報がどう仮説に結びつくか説明する
・文章の文法やスペリングが正しいかチェックする

それぞれのパラグラフについての書き方については、
全文英語のサイトですが、見やすくまとまっていますのでご参考に。

こちらの英文のサイトですが採点者側から見るエッセイの書き方


各種英語の試験の攻略法的なものは、それぞれ教本や過去問、問題集などがインターネット上でも書籍でも山ほどあるので、そちらを参考にしてください。
高得点を取るためには、
1.問題の趣旨を理解する
2.問題のパターンを理解
3.問題の内容を理解する
4.時間を考えずに問題を解く
5.時間制限までに書き終える
6.時間制限までに1度添削、文法やスペルチェックする
6までできるようになると50-60%以上は取れるようになります。

英語の試験から大学学の授業でも必ず出てくるのが英語のエッセイやレポートですが、ポイントをおさえてゆけば、基本のパターンや構造が理解できるようになると思いますし、何度も文章を見る・書くことで、ライティングのに慣れていくことができます。

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