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留学について

ある程度英語が話したい、海外で学びたい、英語を身に着けたいと思うようになったとき留学という選択肢が出てくることがあります。
実際カナダの大学に2年間留学しましたが、留学をするためにはどの国を選ぶか、どのレベルを選ぶかなどいろいろ決めることがあります。
ここでは、留学する先を選ぶヒントをノートします。
(交換留学とかワーキングホリデーとか大学の短期留学プログラムとかもありますが、こちらはノートの範囲外です。)

留学先を選ぶポイント 

・留学する国
・入学する学校

・プログラム(このノートは範囲外)
・サポート体制(このノートは範囲外)
・学位や卒業後の進路(このノートは範囲外)

① 留学する国

留学するにあたって、どの国を選ぶかは最も重要です。
検討するポイントは5つです

治安
最重要です。トラブルに巻き込まれたら話になりません。
気候
平均気温が常に夏のところから、冬は大雪が降る所まで様々です
気候が合わないと体調を崩す、不調になる可能性が高いです。
物価
為替レートの影響しますが、物価が高い国は、日本から送金する     支払する際に非常に不利になったり、生活費が途中できびしくなったりします。
・ビザの種類
学生ビザで働ける国もありますし、時間制限や就業に条件があったりします。
・環境
気候と似ていますが、食習慣、生活環境、レクリエーションなども重要です。

② 留学する学校

学校とはいっても正直多岐にわたります。公立の大学から私立のランゲージスクールまで多種多様です。

大学

・4年生 大学/大学院 (国立、州立、私立など)
国立、州立など公立、もしくは私立の4年生大学です、入学にはTOEFL-iBT、IELTSなどのスコアで高得点を取得することが前提です。今は、さらにオンライン面談や学生時代の成績表が必要だったり、GPAが高くないと入学できないこともあります。 基本的には年度制で学費が非常に高いです、日本の大学よりも高い傾向です。
・卒業すれば、Bachelor's Degree (学士) ・Master's Degree (修士)など学位が取得できます。

・2年生 大学/カレッジ (国立、州立など) 
国立、州立など公立の2年生大学です、入学にはTOEFL-IBT、IELTSなどのスコアで中~高得点を取得することが前提です。こちらもさらにオンライン面談や学生時代の成績表が必要だったり、
GPAが高くないと入学できないということはないので安心を。
基本的には日本の大学と同等くらいの傾向やもしくは安い場合もあります。
卒業すれば、Associate Degree (いわゆる準学士)やDiploma (カナダは公的なDiploma)の学位を取得できます。卒業後大学に編入もできます。

・大学/カレッジのエクステンションセンター (国立、州立など)
国立、州立など公立の大学ですが、職業訓練校的なものから、大学の附属施設の短期プログラム的なものです。学位はありません。Certificate(修了証) はもらえますが、学位とは基本的には全く別物です。

学位について詳しいことは下記を参照ください

語学学校

・大学/カレッジの附属のESLスクール、ランゲージスクール
大学やカレッジには公立でも留学生を受けれるための語学学校があります。
私立の市井の語学学校と違うところは、卒業すれば大学やカレッジにほぼ無条件で入学ができます。もちろん卒業までにそれなりの英語レベルが必要になってきます。入学するレベルによって、クラス分けされます。最も高いレベルの場合、大学の授業受けることができ、単位も取得できますが、入学時に当然、ハイレベルな英語のスキルを求められます。

私立の ESLスクール、ランゲージスクール
私立の語学学校です。入学するレベルによって、クラス分けされます。
英語レベルが低くても入学できますし、一部のスクールではカレッジや大学と連携しているところもあるようです。職業訓練的なものもあれば、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages )を取得できるところもあります

TESOLは英語を教える資格のことですが、詳細についてはこちら

留学生には、高いレベルから留学する人もいれば中級レベル、初級レベルの人がいます。高いレベルのほうがもちろん選択肢は増えますが、低いレベルからでも、海外で生活するほうが英語の習得にはもちろん効率はいいので一概には言えません。
いろいろな選択肢があることを知っておいて、選択肢としてテーブルに乗せておくことが重要です。

お読みいただきありがとうございました。

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