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青の効果音制作日記 1「作業効率を上げるために」


作業効率を上げるために

今年は音楽制作する上で少し役立つ情報を備忘録的に残しておこうかなと思っています。

音楽制作を効率よく作業していく為に自分がまず必要だな~と感じているものに、サンプル管理ソフトがあります。効果音、BGMで使用する波形を管理するソフトになります。

究極なくても差し支えありませんが、あるととても便利で増えていく素材を管理、時短もできるのでまだ持っていないという方は導入を考えてみても損はないかなと思います。

お役立ちソフト紹介

・ADSR Sample Manager(Free)

ADSR Sample Manager 

 対応ファイル wav / aif / ogg / flac
 特徴 VST、StandAlone、DAWにDrag&Drop可、MIDI受信
    Instrument , Tags , Key & BPM
    お気に入り、コレクション、検索
    画面   タグ、リスト、波形、複数画面立ち上げ可
    管理 タグ


・MUTANT(Free)

MUTANT

 対応ファイル wav / aif / mp3 / flac / mpeg4 / AAC
 特徴 StandAlone、DAWにDrag&Drop可
    Instrument , Tags , Key & BPM、Duration、Bit、SamplingRate
    お気に入り、検索
    画面    フォルダー、リスト、波形
 管理  フォルダー


・Ready(Free)

Ready

    対応ファイル wav / aif / ogg / mp3 / WMA
 特徴 StandAlone、DAWにDrag&Drop可
    Instrument 、Duration、Bit、SamplingRate
    検索
    画面   フォルダー、リスト、波形
 管理 フォルダー


・COSMOS(有料)

 対応ファイル wav / aif / ogg / flac
 特徴 StandAlone、DAWにDrag&Drop可
    Instrument 、Tags 、Duration、Key & BPM
    お気に入り、コレクション、フィルター検索、AI検索
    画面   リスト、波形、Cosmosビュー
 管理 フォルダー

比較

それぞれ特徴がありますので好みと使用用途によってという感じだと思いますが、使用した感触を書いておきます。

大きな違いとして
・ADSR Sample ManagerはVSTとして使用可でMidi受信可。
・COSMOSはAI、Filter検索など検索機能が充実。

VSTとして使用を考えているなら、ADSR Sample Manager。検索機能重視であれば、COSMOS(しかし現在有料。)フリーで動作が軽いものがいい~という方は、MUTANT、Readyかなと。

因みに自分は、MUTANTを使用しています。一番大きな理由はビット数、サンプリングレートを確認する事が多いのでその表示がある事と軽くて使い慣れているという所がありますかね。

ADSR Sample Managerは少し重めの印象がありますが、環境によって違うかも知れません。

実際には効果音、BGMというような作業内容によっても結構ソフトの選択が変わってくるかも知れません。BGMではテンポ、キー、長さといった表示があった方が便利かと思いますし。

今回紹介していないのですが、この辺りのエディットをしながらDAWと連携作業ができる。Loopcloudというものもあります。

BGMで使用用途が多いという方はLoopcloudという選択肢もあるかと思いますがこちらも有料化されてしまったのではと思います。

ソフトの併用、エクスプローラーから探すというのも有りだと思うので効果音はこのソフト、BGMではこちらのソフトというようにソフトを使い分ける事も良きかと思います。

あと日々新しいソフトが出てくるので新しいソフトをチェックしてみるのもよいかと思います。

まとめ

作業効率を上げる手段としてサンプル管理ソフトを紹介しましたが、目的の素材をいち早く探す方法は他にもあると思うので、自分にあったやり方を模索していくのがよいのかなと思います。

素材を上手に管理していくと作業効率も上がって来ると思うので、少しの時間を割いて試してみるとよいのではと思います。

今迄素材を毎回フォルダから探していたという方は一度ソフトを導入してみると時短に繋がるかも知れません。





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