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ふと思うこと 15 「余韻」

音の余韻について時々考える事があります。

どれぐらいが心地よいのか、自然なのか?でも結構その時々のコンディションによって感覚が違っていたりします。

そもそもそれって他の事にも言える事だと思いますが。

音符の長さ自体、DTMの世界では数値で正確に表現されますが、人の感覚的には誤差があったりします。

リズムが揺れていたり、ノリによっても変わってきます。

実際には部分的なものではなく、それ以前の曲が持つ雰囲気やイメージに左右され決まってくるもののような気もします。

「余韻を残す」「余韻を楽しむ」などという表現は、音が鳴り終わった後の響きだけでなく、それまでの過程から生まれてくる印象の方が多いような気もします。

近頃は「間を感じる」とか「余韻を楽しむ」といった事よりも時短を優先してあえてそんな部分を削ってしまうような事もありますが、そういった部分に目を向けてみるとまた違った味わいを感じる事が出来るような気がします。

慌てず、じっくりその音や物事に浸って「余韻」を感じてみたら、その時、その瞬間の、また新しい何かに気付けるかも知れません。



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