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確定申告と還付

また確定申告の季節がやってきた。
3年前にコロナで仕事がなくなり自分で確定申告をすることになった。1年目はほんまにわけわからんと長い時間かけて書類を作った。その後もモタつきながらしてきた。

エクセルファイル

毎年同じ作業をするが1年たつとほとんど忘れている。いつも思いだすところから作業を始める。そこでエクセルで組んでみた。まあまあ使えそうなものが出来た。また確定申告というものの理解も進んだ。
わたしのような平均に近い年金額+非常勤職の細々とした給料しか収入がない人には使えるのでここに上げることにする。(もっと収入の多い人や他にも控除対象がある人には使えません。自己責任で勝手に変更可。パスワードはかけていません)

還付

払い過ぎた税金が返ってくるという。これを還付という。
では、なぜ払い過ぎたのか。
所得税(源泉徴収額)は所得額に応じて決まる。しかし正確な金額は1年を終わらないとわからない。そこで見込みで所得税額が決められ徴収される。また複数の収入がある場合は別々に所得税が徴収される。
というような理由で誤差がでる。(わたしの場合)
そして1年が終わってから正しい税額を計算して申告する。払い過ぎていれば、その分を返してもらう。ということらしい。
(そのほかにも色々な控除がある。健康保険や労働保険などの社会保険料控除、生命保険や火災保険などの保険料、控除、医療費が一定基準を超えた場合の控除、配偶者控除、、、などなどの額を申告すると所得税が少なくなる。しかし、逆に追加で不足分を払わなければならない場合もある)

おかしいなあ

だがしかし、確定申告をしなければ払いすぎた分は返してもらえない。
実は申告の手続きには源泉徴収票(または写し)の提出は不要である。
税務署は申告者のマイナンバーから辿る方法で申告者の源泉徴収票(所得税額、社会保険額など)の情報を把握できるようだ。(e-Taxの場合は生命保険料控除などの他の証明書の提出も不要である)
ということは、国は申告のあるなしに関わらず正しい納税額(と還付額)を算出することが出来る。なのに、申告した者だけが還付を受け、申告のない者に対しては知らん顔である。おかしい。こんな理不尽なことがあっていいものか。

還付といえば

昨今、某政党の派閥の政治資金パーティー収入のキックバック(還付)問題が世間を騒がせている。言葉は同じだが中身は相当違う。こちらはかなり腹黒い。しかも関わった議員たちは、知らぬ存ぜぬの言いわけ三昧である。これが企業ならトップの引責辞任は免れないだろう。江戸時代であれば切腹である。武士の面目が立たぬ。でなければ、新選組と勤王の志士の両方から天誅を加えられるだろう。そういえば彼らの親分も嘘つきだった。
以上、脱線してしまった。還付という言葉には理不尽が付きまとう。


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