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新しいコンセプトのフェスティバル「HEYCHILL FESTIVAL構想」


今、私達には「チル」が必要だ。

唐突だが、「チルアウト」という概念は、人を幸せにする力がある。

自分の人間らしさを取り戻し、辛い毎日の中で人生を少し楽しくする力がある。

私たちは肩肘張らずに楽しむ「チル」を文化として根付かせるため、イベントを企画している。

ゆったり目の音楽、海辺に浮かぶ夕陽、シーシャ、キャンプ、サウナといったチルな状態を形成するコンテンツを活用して空間演出し、チル体験を具体化し、人々に「これがチルか」を届けている。

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今回は今までにない、チルアウトに特化した新しいコンセプト型イベント「HEYCHILLFESTIVAL」の構想をまとめていく。


新しいコンセプトのフェスティバル「HEYCHILL FESTIVAL構想」

企画しているフェスティバルは、自然を感じられる最高のロケーションの中、「チルアウト」をテーマに音楽、アパレル、食などのカルチャーを高次元で融合させるライフスタイルイベントを展開するエンターテインメント。

音楽やシーシャをベースに、さまざまなウェルビーイングのアクティビティ、明確にキュレーションされたアート、家族向けの楽しみもある、1つのエンターテインメントを約束する。チルアウト空間を媒体にショップなど、様々な人と繋がっていくライフスタイルイベント企画する。

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引用:https://www.instagram.com/chilloutfestival/?hl=ja


そして、新しい消費文化をつくり、新しい消費文化をベースにライフスタイルを根付かせていくイベントにしたい。

企画背景

約5年間、大中小様々なイベントを企画してきた身として、フェス・イベントはマスの観点から『3つの現代課題』の打開案となる。

課題①AI・データ主義に伴うコモディティ化・均一化

データの民主化により、ヒトの趣味趣向の均一化やコモディティ化を及ぼす可能性がある。AI・クラウド技術によりデータは民主化した。プラットフォーマーのアルゴリズムは膨大な購買行動を分析することで合理的な判断を下していく。
音楽で言えば『Spotify』や『Apple Music』、買い物は『Amazon』により過去の延長線上の最適解をいつでも我々の目の前に提示される。それは果たして個性なのか、作られたものなのか。
過去の視聴データとビッグデータを解析して、最適なレコメンドを出してくれる弊害として、未知との遭遇の欠如や、同じような解によるコモディティ化する。

可能性①モノ・ヒトの偶発的不確実性を創出する


そんな現代の消費体験において、リアルイベントではモノ・ヒトの偶発的不確実性を創出する。新しい価値観、文化、モノコトとの出会いを創出する。今まで考えも触れもしなかったコンテンツ、思想を肌で体感することで新しい自分に出会うこともある。


課題②孤独層の増加、人間関係の希薄化、帰属性の低下

帰属感を感じにくい社会になった。
イギリスでは最近「孤独担当大臣」が新設された。イギリスとアメリカを見れば未来の日本がみえる。イギリスの人口の14%(900万人)が孤独を感じ、そのうち2/3が生きづらさを感じている。孤独には年齢が関係ない。孤独を感じる人がコミュニティ活動に参加できる仕組みは必須である。

またスマホを媒体に多くの人が自分ではない他人の物語に振り回される。外の物語ばかり見ていると、その刺激に忙しくなり、内なる物語を育てることを忘れてしまう。社会に自らのポジションや役割を見出せない人は、孤独になる。

可能性②共通の趣味趣向をベースとした人とのつながり


特定のコンセプトに基づき、世代間を越えた共通の価値観による繋がり形成する。チルをベースに五感を良質なもので刺激しながら心が温まるのを感じられる空間をつくる。そして人が繋がっていくような居場所をつくる。都会の喧騒から離れ、自分達の居場所となるような場所を作る。
きっと、自分の居場所はここで、ここなら自分を偽らず、自分自身にも嘘をつくことなく居られる、と思える場所。
「チルアウト体験」を通して共通の価値観・想い・世界観を共有できる仲間と過ごすこと


課題③SNSやインターネットによるストレス増

2000年代の偉大な発明の一つがSNS。
インターネットの浸透とSNSの発明が、メディア構造を個人単位に分解した。自由という名の競争意識が蔓延し、横目を気にせざるを得ない。
常に不安と不確実性にさらされ、そこにおいては許しや協調の観念すら存在しない。

唐突だが、ある調査で64%の若者が自分の将来に不安を感じていると回答したという。(参照: 電通報)今、一種の緊張感が世間に蔓延している。
自分の今の暮らし、キャリア、日々の仕事に感じる空虚さや将来に対する不安感。さらに今回のコロナ騒動で、先行き不透明な毎日に将来的な不安を感じる。あらゆる価値を見直す中、各々が自らの仕事観、人間関係について見つめなおす時代に入った。

可能性③心からリラックスできるやすらぎとリラクゼーション空間の創出


心からリラックスできる「チルアウト」な空間でお互いの価値観や思いについて話すことで、本来自分はどういう人間なのか、何をしたいのかが分かってくる。自然に触れ、肩の力を抜いて仲間と語り合う。
自らの思いについてそれぞれ話を交わし、議論を重ねていく。論理的な言葉では表現できないが、なぜか「大丈夫だ」と感じられる空間をつくる。


上記3つの課題に対して、チルアウトフェスティバルを通じてリアルなイベントを開催し、人々の生活を前に進めるきっかけになるのではないか。



どんなイベントをやるのか


「チルアウト」を構成するライフスタイルコンテンツを集めたフェスティバル。

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※キーワード:音楽、アート、食、映画、空間演出、装飾品、アパレル、香り、フィットネス、シーシャ、サウナ、CBD、コーヒー、音楽、ウクレレ、キャンプグッズ、キャンドル

『チルアウト』をテーマにしたライフスタイルフェスティバルなので、音楽もそうだが、マーケット企画を実施する予定。

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食、アパレル、日用品やアクセサリーなどのアイテムから、その人ならではの技術やアイデアまで、HeiseiChillDrenの知り合いで個性豊かなコンテンツを集めて人の温度感を楽しめる市場をつくる。

若者が求めるのは「精神性」。
意義を見出す世代、精神性、チル。

今の若者は、「何を持っている」かではなく、「何をしているか」。
「どういうものに興味を持って活動しようとしているか」によって個性を形成する。

そんなミレニアム世代に対し、リアルな場でのマーケット空間を創出し、消費体験をつくりライフスタイルを形つくるきっかけを形成する。

その中で、共通のコンテンツで楽しめるよう世代間を越えた交流が生まれる場所にしたい。


ベンチマーク:グリーンルームフェスティバル https://greenroom.jp/
ベンチマーク:森道市場 http://mori-michi-ichiba.info/

※キーワード
怠惰、リラックス、混沌、不安、未来、つながり、揺れる、音楽、アート、映画、食、市場、

イベントの楽しみ方として会場内パスポートと専用通貨を発行し、会場内の様々な飲食店やプログラムを楽しむ設計をつくりたいと考えている。イベント専用通貨を必要分現金と交換し、パスポートが埋まったら記念品がもらえるような設計にして様々なブースを楽しめる企画を実施。


「なぜチルアウトイベントを開催するか」
「なぜチルカルチャーを広げるか」

IT産業の集積地である東京、都内でのチルと、日本でも有数のチルスポットである湘南に存在するチルを具現化し、更には海外に発信していきたい。そういうのを自分なりにアウトプットしていきたい。

きっかけとして、特に現代において、リラックスできるというか一息つける企画や環境が減ってきていることを危惧している。また自分らしくありのまま自然体でいられる場所が減ってきている。

スマホやSNSの普及は現代においてあらゆるシーンで革新を起こしているが、便利が故に逆に弊害もあって。常にネット環境があるので土日でも仕事関連の情報が入ることあれば、SNSの普及により、SNS上で比較される機会が増えたこと、個の時代と叫ばれ何者かにならないといけないような風潮も自然体でいられるような環境が奪われてる要因の1つ。

自分にとって本当に大事なものは何か、
気づけるような時間、それがチルな時間である。
そういったシーンを人々に具現化し落とし込んでいくのが我々のミッション。



活動拠点は「都内近郊」

チルの企画メンバーはすべて東京在住。
チルなスポットは全国には多く存在するが、
「あえて都内」でチルアウト空間を作ることに価値を感じる。

身近に存在しすぎていると、人はあえて求めようとしないように、逆に言うと都会こそチルが必要だ。

場所は「代々木公園」をベンチマークしている。

ただ代々木公園はステージ含めすべて貸切る場合100万近いお金がかかる。

なんとかしてその費用を捻出しなければならない。

どうやって実現するかはこれから考えていくが、

一つはクラウドファンディングがあると考える。

皆様に、相応の価値貢献のリターンはつくり、支援していただけるよう企画にまい進するしかない。



今年開催するチルアウトイベント

「MagicHour」マジックアワー
 ~夏の終わり、都内で感じる極上のチルアウト~

9/27(日)@MARINA&GRILL 新木場夢の島マリーナ

夏の終わりを感じる、夕陽と共にchillな時間を楽しむイベントを開催します。
チルアウトな世界観をコンセプトに、心地よい音楽と、サンセットを楽しみ、自然な空間で大切な人とチルアウトな時間を過ごすイベント。都会では味わえないリラックスのできる空間と非日常体験を創出することで感動が生まれるような極上のチルアウトな空間”を提供する。マジックアワー (magic hour) は、日没前、日の出後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。

※今回だけの企画ではなく、10年以上継続的に実施していくイベントにしていきたいと考えております。「皆が夏の終わりと言えばMagicHourだよね。」「いつも夏の終わりは新木場の夢の島マリーナで開催されているやつに行ってるよ~」と言われるような、皆が来たくなるようなイベントを作り上げます。

新木場夢の島マリーナは都内からいけて、サンセットが楽しめる最高のチルスポットなので、ぜひ足を運んでみてください。


ここまで読んでいただきありがとうございました。拙い文章ですが、本当に思っている事を書かせていただきました。

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■HeiseiChillDren公式アカウント

https://www.instagram.com/heiseichilldren/



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