アベノミクス時代の総括

私も個人的にアベノミクス時代の総括を書いていたのだが、
朝日新聞に次のような論考が出た。

左派側から書かれているが、この記事の歴史観やアベノミクスの総括は私の認識と似ている。
 有料記事だが、大学教授と言う権威ある人が、安倍時代の歴史を総括してくれたのはとてもありがたいと思う。

安倍氏を支えた3つの右派

・外国人受け入れなどに反対して国に救いを求める「福祉排外主義」
・「オタク・リバタリアン」(オタクの自由至上主義者)
・経済的苦境から不満を抱えた中小自営業者などの旧中間層で、例えば日本青年会議所(JC)の人々

この3つの分類でいえば、私は「オタク・リバタリアン」だし

そして、私が常日頃、新自由主義の立場から「封建主義を破壊せよ!」と言っている

安倍長期政権は森友・加計問題に象徴される「ネポティズム」(縁故主義)をもたらした。

私が破壊したいのは、この「ネポティズム」である。世襲制のお金持ちとその周りの人だけな豊かなネポティズムでは、何の技術革新も生まれないし、日本は停滞したままである。
 私はこれを「封建制」と呼び、破壊しろ、と常日頃から言っている訳である。

 そして、この論考も「ネット右派の支持を呼ぶためには、”中間層の復活”をさせる経済政策が必要だ」と論じていて、これは全くの同意である。

 恐らく、多くの右派もそれは同調するだろう。
私は男根主義者のアンチ封建主義者であるが、これを実現するならリベラル政権でも全く変わらない。(というか長期政権を敷いた右派の体たらくに嫌気がさして、リベラル転向したようなもんだし)

この人の安倍政権時代の歴史観はかなり、正確だと思う。
是非見て頂きたい。


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