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#大学院受験

大学院入試[面接編]

大学院入試[面接編]

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大学院入試について、専門科目,英語と続いてきて今回は面接編です。多くの理系大学院の場合、合否を決める大部分は筆記試験です。しかし、自分が合否のボーダーライン付近に時には面接によって見定めらることになるでしょう。もしそうなれば、全く準備していないよりはしっかりと準備していったほうが良いので、私が実際に聞かれた質問をざっと書いていこうと思います。

◎基本情報
 面接は

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大学院入試の専門科目勉強法[力学編]

大学院入試の専門科目勉強法[力学編]

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前回までは、大学院入試の筆記試験についていくつか書いてきましたが、今回からはそれぞれの専門科目について実際に院試を経験して、「こんな感じのがよく出る」「教科書これ使ってました」など、それほど質の良い情報はないかもしれませんが書いていこうと思います。

私の場合は、専攻が物理なので主に力学/電磁気学/量子力学/統計物理学の4つについて書くつもりですが、まず1つめとして

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大学院入試専門科目の勉強法[電磁気学編]

大学院入試専門科目の勉強法[電磁気学編]

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今回は電磁気学編ということですが、電磁気も力学と同様に問題の種類が多いので、基礎の十分な理解が求められるように感じます。
問題のパターンとしては、電流と電磁場、マクスウェル方程式と電磁波、交流回路 くらいかなと思いますが、回路の形や電流の流れ方などでやや解法が変わってきます。

私は力学同様、基本的には過去問を解いて傾向を掴む+自分の大学で使用していた教科書と問題集で

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大学院入試専門科目の勉強法[量子力学編]

大学院入試専門科目の勉強法[量子力学編]

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今回は量子力学編ということで、今までと同じように個人的な勉強法や利用していた教科書,問題集を書いていこうと思います。

量子力学はいままでの力学,電磁気学と異なり、問題のバリエーションでいうと少なめな気がします。大体は シュレディンガー方程式を解く問題(ポテンシャル障壁等)、調和振動子、スピン行列、摂動法や変分原理 くらいでしょうか。
さらに、「〇〇という式を用いて

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大学院入試専門科目の勉強法[統計物理編]

大学院入試専門科目の勉強法[統計物理編]

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今回が専門科目についてお話する最後の項目になると思います。書く内容は以前までのものとほとんど同じですが、何かの役に立てば幸いです。

個人的に、統計物理学は点数を安定させるまでが難しい科目かなと考えています。多くの問題で分配関数や状態数を求めてそこから比熱や自由エネルギーなどを導出することになるのですが、分配関数はエクスポネンシャルなどが出てきて若干ややこしいです。

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