第80話 労働者は豊かになれない
このブログは、地方で勤め人+α(副収入)しながら、
家族や友人と楽しく暮らすことを目的に書かせて頂いています。
昨日は、キャッシュフロークワドラント
というお話をしました。
今日は、労働者は豊かになれない
というお話をします。
これからの世の中、生活していくのは、結構、厳しいです。
人口が減ることにより、
1 仕事自体が減る
2 税金が増える
ことが予想されます。
つまり、
収入が減り、支出が増えるでしょう。
では、我々親世代は、今後の社会を見据えながら、
子ども達にどんなことを教えていったら良いのでしょうか?
労働者は豊かになれません。
これは資本主義ゲームのルールです。
マルクス先生は、著書「資本論」において、
労働者が、労働で得た賃金は、
労働の再生産に使われるものだと説かれています。
労働者は次の日の労働をするために、体力を回復させなければなりません。
そのために、食事をしたり、お風呂に入ったり、寝たりするわけです。
労働者の賃金は、労働者が体力を回復するために、
最低限必要な賃金を、資本家が設定しているというのです。
ロバート=キヨサキ先生も同じようなことをおっしゃっています。
自分が何もしなくても、勝手に収入を生み出す商品をもたない限り、
労働者は搾取され続けます。
この状態を、ロバート先生は、「ラットレース」と呼ばれています。
労働者を車輪の中を走るねずみに例え、
同じところを懸命に走っているのに、一歩も前進しない状態を揶揄しているのです。
このようにどんなによい大学を出たところで、
労働者である以上、あまり豊かになれなことが考えられます。
はやく、ビジネスオーナーや投資家の階層になることを子ども達には勧めてもよいかもしれません。
しかし、具体的にはどうすればよいのでしょうか?
難しい問題ですね。
明日は、この難問について考えていきます。
それではみなさん
ダンケシェーン
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