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ラジオ回顧:ナウナウナウ大行進

中学時代、週末に自分の部屋でやることといえば、ギターを弾いたり、レコードを聴いたり、ラジオを点けることだった。

土曜日の午後の2時30分から5時までは、OBS大分放送局アナウンサーの西村敏雄さんと植木伴子さんがパーソナリティを務める「ナウナウナウ大行進」をたいてい聴いていた。

「敏」の字から西村アナは「ビンビン」、「伴」の字から植木アナは「バンバン」と呼ばれ、ときおり方言を交えながら、大分の話題はもちろん、流行の歌謡曲を頻繁に取り上げていた(ような気がする)。

リスナープレゼントコーナーがあり、部屋の電話からリクエスト曲を依頼したところ、その抽選に当たったらしく、放送終了後まもなく、放送局から折り返しの電話があった。

今のように携帯電話があるわけではなく、母親が電話を取って転送してきたのだが、「そんなところに電話なんかしたらいけん!」とこっぴどく叱られた。なんか知らんけど。

ちなみに、届いたのは机上鏡で「葛城ユキ ボヘミアン」とシールが貼られていた。ということは販促品なのね。

OBSラジオといえば、日曜日の午後4時から「OBSポップスベスト20(「トゥエンティ」と読む)」、午後5時からは「OBS歌謡ベスト30(これは「さんじゅう」と読む)」という番組もあり、よく聴いていた。

カルチャークラブとかクリストファー・クロスとか好きだったな。

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