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コンタクトレンズ期(1990-2008)

中学卒業までは両眼とも視力2.0だったが、高校入学後から、視力が低下し、現在はギリギリ0.1あたりだ。

最初のうちは一晩眠れば視力が回復していたが、そのうち、まるで遠くが見えなくなり、仕方なく眼鏡を作ることになった(当時はアラレちゃん眼鏡が流行)。

ある日の視力検査。先生の目を盗んで0.1と0.2の図形(黒い丸の一部が欠けたアレ)を暗記し、検査に臨んだ。

0.1は難なくクリアしたが、0.2に移ると図形以前に指し棒の先がどこを指しているのかわからなくなり、「先生、それ右から何番目ですか?」とつい聞いてしまい、カンニングがばれたことがある。

20歳の頃、同じ職場の後輩が、サングラスをかけるためにコンタクトレンズを装着していることを聞き、自身もチャレンジすることに決めた。

隣町の眼科を受診した際、練習用のソフトコンタクトを装着することになったのだが、怖くてどうしても目を閉じてしまう。

何度もそれを繰り返していると、担当の看護師が「あなたより目の細い高校生なんか楽々付けましたよ。それができないのならあきらめたほうが良いのでは。」との言葉を浴びせてきた。

内心イラッとしたが、これは奮起するしかない。

目をかっぴらいて装着した。

途端に視界が開けた。

以降は快適サングラス生活である。

コンタクトに変えたことで最もラッキーだったことはスキーである。

ゴーグルではどうしても曇りがちになってしまうため、雪山用のサングラスが自身には適しており、おかげで快適スキーライフを送ることができた。

その後、ある報道か何かで、「人生のうちコンタクトレンズ装着は通算20年以内を目安に」的な内容を目にしたことと、保証期間が過ぎた直後にソフトコンタクトレンズを破く(ケースになおす前の作業で。しかも2回連続。)ことがあり、眼鏡生活に戻った。

最近は近くも見えにくい。はぁ。

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