THE 3
世界のベンチマーク
BMW 3シリーズがLCI、
いわゆるマイナーチェンジを果たし
リフレッシュされた。
先駆けて本国では一新されており
日本ではこの時期から
最初のオーダーを入れた車両の
デリバリーが始まっているので、
早い人はもう街中で目撃している
人もいると思う。
しかし、どうして今
「BMW 3シリーズの話題」
なのか?
とあるアナウンスが僕を
BMWディーラーへと足を運ばせた。
遂にBMW本体は、
世界における「スポーツセダン」の
代名詞とも言える看板車種「3」を
「2025年までこの姿、以後完全EV化」
すると公式に宣言したのだ。
純内燃機関とミッションを積み、
前後重量配分50:50を誇る
生粋のFRスポーツは
その宣言通りに事が進めば
この今回LCIを受けた
G20/G21が最期となる。
1人のクルマヲタとして
このニュースは様々な想いが去来する
アナウンスだったというわけだ。
MINIを除き、BMWを所有する機会には
恵まれなかった僕にとっても、
「5」や「7」とは違う
「3」とは特別な存在である
という概念はあった。
いつまで続くかわからない?
自らの生涯。
「車とは人生そのもの」
を自負する僕にとって、
この3シリーズも”EVモデル”となれば
恐らく見に行くこともないだろう。
それに40台を超えるこれまでの車歴にあって
「BMW 3シリーズ」
を一度も経験していないというのは
どうなのだろうか?
という仕事は別のクルマヲタとしての
感覚もあったからだ。
そこで、ようやく上陸した”最期の”
3シリーズを見に行くことになったわけなのだが
その前に・・・
何を隠そう僕は生粋の
「Mercedes派」
でもある(苦笑)
ごく身近な人間はそれを良く知っているが、
これまで5台のMercedesを様々なモデル
乗り継いできた。
今回の「3」を話す前に、少しだけ
ここについて触れさせて頂きたい。
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