ぐれいうるふ
カウンセリングセッションの記録です。なるべく時系列に書いていきます。
カウンセリングを受け始めてから私の起きた変化を書いています。
先日のカウンセリングセッションでのこと。 カウンセラーさんから「ぐれいうるふさんが来てから、もう1年になるんですね」 そうか、1年経ったのか。 この1年で変わったことや、苦しんで乗り越えたこと、まだ苦しみ続けていることなどなどが頭をよぎった。 カウンセラーさんからよくなったことを指摘してもらった。 人間として、わたしを覆ったいた分厚い鎧はなくなりつつあるようだ。 それはわたしも実感している。たくさんの人がいる場での底知れぬ緊張感や闘争心、防御体制はなくなった。 だけ
カウンセリングを受け始めてから教わったことの一つが「わたしは鎧を着て生きてきた」ということ。 始まるまえから薄々他の活動や心理アセスメントの結果からも感じていた。 だけど、カウンセリングを受けて、それが明確になった感覚。 それで、ものごとをゼロイチで捉えがちなわたしは、つい鎧を脱ぎ去ってしまった。 鎧を脱ぎさると、心は無防備になる。 それだけでなく、他者との距離感もよくわからないものになっていったようだ。 昔からの友人や知人はそれを許してくれていたんだなあ、と最近とあ
始めてのカウセリングから6回目までが98日。 およそ3ヶ月間とちょっとの時間でした。 この6回のカウンセリングで、自分に起きたことをまとめてみます。 あくまでも私の体験なのですが、これからカウンセリングを受ける人にとって、ひとつの物差しや目安になれば幸いです。 意識の変化外界に対する強さが小さくなりました。 今振り返ると、外に出ること自体で、心(感情と思考)にうっすらと緊張感を帯びていました。 そこが薄らいでいったおかげで、大浴場にいっても”自分”でいられるようになっ
初回カウンセリングから98日。 5回目から13日後、6回目のカウンセリング。 前回のカウンセリングから、自分との向き合いかたが変化した感じがしていた。 この間の2週間は特に大きな変化はなかったんだけど、6回目のカウンセリングでカウンセラーさんとのコミュニケーションに変化が生まれたように感じていました。 前回「助けてください」といって「あなたが良くなるのを支援するのです」と言われたことがきっかけなような気がしていた。 よくなるのを支援してもらうには、カッコつけている余裕は
セッションの前半で、取り組んでいくことを中高年男性集団が酔っ払っていると攻撃をされていると感じ、防御という名目のもと攻撃してしまうのはなぜか?を取り扱うことになりました。 それでいつものようにカウンセラーさんと向かい合って、進めていくことになります。 中高年が酔っ払うことで怖い思いをした最初の記憶をたどっていきます。 そのときに出てきたのが、小学生のころに通っていたボーイスカウトでの思い出でした。 いまの制度は知りませんが、当時は小学6年生でカブスカウトからボーイスカ
初回カウンセリングから85日。 3回目から16日後、5回目のカウンセリングを受けました。 しかもこの間に、とても大切な人からの信頼を失うという取り返しのつかないことをした。その人と疎遠になったことが、私にとって大きな痛手だった。 このときに起きたことはこんな感じだった。 ある仕事で訪れた場所で食事をすることになった。 そこには先に地元の男性の集団がいて、酒盛りをしていた。 彼らは普段見慣れない我々に興味津々で、徐々に距離が近づいてきた。 私は非常に嫌な気分だったんだけど、
初回カウンセリングから69日。 3回目から21日後、4回目のカウンセリングを受けました。 最初のカウンセリングから2ヶ月ちょっと。 日々の暮らしのなかでのストレスが減ってきたころ。 大人数のところにいっても大丈夫になりはじめ、初見のかたともコミュニケーションが取れる感覚だった。 カウンセリングを勧めてくれた人は、短くても2,3年かかると行っていたけれど、もう終わるんじゃないか?と高をくくっていたころでした。 今思えば、一番危ういタイミングでした。 カウンセリングを受ける
初回カウンセリングから48日。 2回目から18日後、3回目のカウンセリングを受けました。 この間は特に大きな問題もなく過ごせました。 相変わらず大浴場にいっても落ち着いてるし、近所の人にも挨拶できるし。 意外と早くカウンセリングが終わるんじゃないか?とかなり楽観視していたころです。 そんな話をしながらも、未解決な人生のしこりはたくさんある感覚だけがありました。 この日は思い出したことを話していく日でした。 なかでも特に嫌な記憶として残っているのは、中学生のときに女子か
生まれてこのかた、集合住宅にしか住んでません。 それなのに、近所の人に挨拶ができない人でした。 挨拶の必要性を感じなかったり、知らない人は知らない人でも何も困らないからと言った理由がありました。 でも、カウンセリングをして、すべての他者が敵だと認識していたことがわかりました。 文字に起こすと、かなり恐ろしい響き。 敵だから怯えていたんだと、今となればよくわかりました。 そんなことをここまで意識はしていなかったのですが、2回目のカウンセリングを終えて自宅に帰り、エレベ
1回目のカウンセリングから、ちょうど1カ月後くらいに2回目のカウンセリングを受けました。 季節は変わり秋の気配。 寒くはないけど、暑くもない。 この1カ月の間にも、ときどき人とのコミュニケーションで問題が。 他者の言動に強く反応したり、どうしても許せないことがあったり。 振り返れば、あの頃はなぜあんなに反応していたのか? 自分でもよくわからないくらいに、ちょっとしたことに攻撃されたととらえ、攻撃し返してました。 2回目のカウンセリングは、1回目から今日までに起きたこと
この言葉を自分が使う日が来るなんて、思っても見なかった。 しんどい 心も身体も動きを止めたくなる朝が来た。 神経は昂って眠れないのに、物理的に身体は起きられない。 心と体のバランスが崩れている。 もっというなら、感情と思考と肉体と体力がちぐはぐ。 それでも朝は来る。 予定はやってくる。 起きなければならない。 しんどい 会議が始まる。 笑う。 進行する。 成果を出す。 でも、しんどい。 本当の自分に向き合い始めると、ときどきやってくる。 しんどい でも、し
10年くらいまえ「生きづらさ」という言葉を知った。 だが「生きづらさ」ってなんだよ🤣🤣🤣という感じで流してた。 それから10年ちょっと。 カウンセリングを受け始めて一年くらい経ったある日のこと。 サウナに入って、青空が丸見えの外気浴をしてたら、不意に涙が出て止まらなくなった。 生きづらさを認めたら、生き続けられなかったんだと、腹の底から痛感した。 自分を守るために、生きづらさを認めず、僕は生きづらさをなんて感じてないと、感情に蓋をし続けてた。 圧力鍋の蓋のように、押
私は温泉が好きです。 ですが、大浴場は嫌いでした。 だから、お金があるわけじゃないですが、旅行では必ず露天風呂付きのお部屋。 それが無理なときは、温泉に来ているのに、温泉に入らずに部屋のユニットバスで済ませてました。 そんな私ですが、数年前に友人に誘われて貸し切りのサウナに行ってから、サウナに目覚めました。 それからは、大浴場は嫌なのですが、サウナのために行く、という日々でした。 なぜ大浴場が苦手なのか? 1回目のカウンセリングで実の父を含めて3人の親が大嫌いであるこ
はじめてカウンセリングを受けに行ったのは、真夏の暑い日でした。 一人ではとても怖くていけませんでした。 なので、私にカウンセリングを勧めてくださった友人に付き添ってもらいました。 最寄り駅で集合し、暑い中を歩いて現地に到着。 少しの時間しか歩いていないのに汗ばみました。 そこは周りの喧騒から隔絶されたような場所で、とても静かな佇まい。 カウンセラーさんは、ホームページで見ていた印象どおりのかた。 穏やかで優しそうな雰囲気でホッとしました。 最初は友人といっしょに話をし
はじめまして、ぐれいうるふといいます。 ひどい家庭環境と、そして親が良かれと思って用意した生育環境や習い事が生きづらさの原因だと最近わかりました。 またその家庭起因のさまざまなトラウマを抱えて生きてきたことに、他者からの言葉で気づきました。 そして生き抜くことができたことを評価してもらえました。 はじめて言われたときはまったく実感がありませんでした。 でも最近自分でもよく生きてきたものだ、と思えるようになってきたのでnoteを始めてみました。 50歳を過ぎたのですが