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今更ながらハクキンカイロ 温故知新

今年は燃料代も高く、うちの婆さんなんかは部屋で温風ヒーターや電気毛布でぬくぬくと平気で過ごしている。
あげく、体に使い捨てカイロ6枚も貼っているから、時々スーパーの安売りの時に買いに行かされる。
こんなに燃料代がかかると人間いろんなことを考えるもんだ!
そうだあれがあったなぁ~ と言うわけで取り出してきたのが昔懐かしハクキンカイロ 
あのオジサンのイラストのやつね(笑)
この冬はこれには大いに助けられた
いろんな意味でエコだなって感じたので、今回はその話をしよう。

必要なものはステンレスでできたカイロ本体・ハクキンカイロ専用のベンジン(燃料)・
燃料を注ぐ注油カップ(じょうご)(ピンク色)・予備のカイロの火口・カイロを包む袋
これがカイロの火口
まずはカイロ本体からキャップ・火口を取り外しばらばらにします。
燃料を注ぐ注油カップ(じょうご) 内側に2本の線が見えます 

下の線まで燃料を入れると
6ml(6時間燃焼分)

上の線まで燃料を入れると
12.5ml(12時間燃焼分)となります。

2カップ入れると25mlとなり24時間燃焼するわけです。
注油カップ(じょうご)をカイロ本体に差し込み、ベンジンを注ぎます。
この時、注油カップとカイロ本体は平行にしておきます。

カップに入れたベンジンをカイロ本体のタンクに入れるときは、注油カップを90度回転させるとカップの下についている穴から、勝手に燃料が入っていきます。

燃料を入れたら火口をはめ、ライターで火口に火をつける

火口はガラスウールの様な繊維ですので、気化したベンジンが触れています。

ライターで簡単に火が付きます。

(炎が上がったりはしませんので安心です。線香のように少し赤くなるだけです。)

万一少しベンジンを多く入れすぎたり、溢れたりした場合は、カイロを逆さにして余分な燃料を捨て、カイロ本体についているベンジンを良く拭きとります。

ベンジンは揮発性がすごく高いので、周りに火元がないか安全を確認して作業を行ってください。

着火したらハクキンカイロのフタをかぶせて、ケース(袋)に入れて使用します

着火をするとすぐに反応が始まります。すぐに温かくなってきてカイロ本体は手で持てないほど
加熱します。

すぐにケースに入れて使用します。これで準備は完了です。
アウトドアでも活躍し、ポケットにカイロを忍ばせ電車乗っても匂いはあまり気になりません。

寒い日は寝る前に布団の足元に置いたり、足先を温めながら寝ることもあります。

  カイロの上に小さなステンレストレイを置いて冷凍品の解凍に使ったりもしています。

薄地の腰ベルトに挟めば、腰に貼ったような感じで使用できます。

アイデアは色々です。


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