食糧危機とかSDGsとか、あまり話題の風呂敷を拡げすぎるのは如何なものか。
最近やたらコオロギ食を巡る議論が過熱している。学校給食に提供されて話題になり、養殖しやすく、食糧危機に対応できる食材など利点があるとか。
一方では、コオロギ食に反対します、昆虫食に反対ですと意見がぶつかり合っている。
その見た目に抵抗感を持ち、口に入れることを不安視する声も多くみられるからなのだろう。
強制的に食べろなんて誰も言っていないのに、何でそんなに熱く議論するんだ?
昆虫であれ何であれ、自然界の生き物を食べている文化がある場合、その人たちに賛成だの反対だのって言えるの?
身近な昆虫をおいしく食べてるだけでしょ?
東南アジアの国なんか、その辺の店で普通にセミとかタガメとかを揚げて、ビール飲みながらつまんで食べていますよね。
つまり身近なところに生息していて、調理して食べれば美味しく違和感がないから、昔から食べられているわけです。
その人たちにとっては、ちょっとしたおやつやおつまみ代わりなのでしょう。
決して彼らや私たちの主食が昆虫になるわけではないし、日本人がそれをしないと食糧不足になるとかの話ではないのです。
近所のスーパーなんかでは、今でも普通にイナゴの佃煮なんか売っている。
売られているってことは、それを買って食べている人がいるわけだし、現に消費されているんですね。
何十年・何百年の中で、自分たちが食べられるものを選択してきた結果
現在の食文化・食生活ってあると思うんですが・・
だから、強制的に食べなきゃいけないっていうのはNGだけど、野食として食べることができるっていう視点で物を見たり考えたらいいんじゃないかな?
※ただ昆虫ってエビ・カニのような甲殻類と類似する成分があるので、甲殻類アレルギーがある人は気を付けた方がいいと思いますが。
普段食べはしないけど経験や知識として知っておくのも悪くないなって感じで・・
近所のタイ人とセミを採りに行った妻
ある日の夕方、家内が近所のタイ人に誘われ、近くの林にセミを採りに行った。
何も知らずその日帰宅した私は、タイ人のお宅に呼ばれ一緒にビールを飲んだ時の事です。(奥様がタイ人でご主人は日本人)
でたよ(゚Д゚;)セミの唐揚げ!%#$△□とっさに言葉がでなかった
番外編 コオロギ食がいいよねと言っている人達の主張
牛や豚などと比べ、飼育に温暖化ガスをださない
見つけやすい・採りやすい
栽培し易い
体重を1キログラム増やすのに必要なえさの量
牛などの家畜 ⇒ 10kg
コオロギ ⇒ 1.7kg
だそうです。
終わり
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