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1年後の自分へ、経験は活きてますか?【前編】

ここには何が書かれているか

先週1年以上かけてきたプロジェクトが一段落した。
『鉄は熱いうちに打て』ではないが、この貴重な経験を次のプロジェクトに挑む自分にどうにか活かしていきたいと思っている。

この経験を忘れずにかつ、次に活かしているのかを自分に問うための備忘録です。

※ 個人的な振り返りであり、次のプロジェクトに携わっている未来への自分へのアドバイス的ななにかです。独り言だと思って読んでください。


次のPJで活かしたい20のこと 前篇の10

1. 誰でも拾えるタスクは迷わず拾ってるか?

初期8人だったPJメンバーが最終的に5人になった。
人数が減ると当然「落ちるボール」とよく呼ばれる、誰がやってもいいけどなんか誰もやらなくて抜けてしまっているタスクが増えてくる。
(とんでもなく守備範囲の広い人がいたらそんなことはないかもしれないが…)

僕としては大したことをやっている気もなく、実際にそうだが
チームとしてはありがたいと感謝される事が多かった印象。

1年後の自分へ

  • このマインドの横展開は考えていますか?

  • チームメンバーがどんな状態のチームを目指してるか言語化できますか?

2. タスクのゴールはなにか?本質的に何を実現できれば嬉しいのか?を考え続けているか

これが自発的にできると嬉しいことが2つあると思っている。

  1. 実装が小さくまとまる
    「小さく始める」は検証する上でとても大切なことだとプロジェクトで学んだ。
    小さく始めることで、次の一歩の方向が選びやすいからだ。
    「つまり何がしたいか?」を考え続けて小さめの工数でインパクトのある仕事ができる。
    ついでに言うと実装が遅いのがごまかせるw

  2. 自己効力感が高まる
    これは仕事する上で結構大事だと思っている。
    「なんかよく分からないけど言われたから」という受身の姿勢で仕事をしていると「なんのためにやってるのかわからない」ひいては「なんでやってんだろ…」という不満に繋がりかねない。
    不満だ!と思う前に自分の動きを見直したら景色が変わる。
    主体的にタスクに取り組める。
    本質的な課題を問うことで、周囲にも視点の見直しが入る。
    自分の影響範囲が広がるため自己効力感が高まる。
    よくあるビジネス本ではないが、不満を垂れる前に自分の動きを変えてるかを問い続けているか?

1年後の自分へ

  • 考え続けながら仕事をしていますか?

  • 今、自己効力感はどうですか?

3. 会議は90%以上準備で決められる

Amazonに溢れてるビジネス本の見出しのようなことだが、特に前提が揃っていない人との話し合いはまさにこれだ。

  • 事実の洗い出し

  • 相手の関心事をイメージする

  • 自分なりの仮説

  • 近い人達との合意(こういったことを話そうと思うが違和感ないか?を事前に確認しとく)

これだけ。ほぼやらない理由がない。
やらないで変な方向に進んでしまったら自分の責任だ。

1年後の自分へ

  • 会議の準備サボってませんか?

  • チームに小さく合意とってますか?

4. 周囲をゴールまで促しているか?

家にいるとしましょう。家族の誰かに「ご飯作っておいて」と言われたらなにをしますか?どこからどこまでやることがタスクのゴールだと思いますか?

そんなの簡単じゃねーか!って思う方は家族との意思疎通がいい感じにできている方々です!素敵ですね。

ちなみに我が家では「一週間分の献立を考え、買い物に行き、必要な食材を買い、毎晩作る、片付ける、ついでに無くなりそうな日用品も買う」のことでした。
もちろん分かりませんね。僕も最初は分からなかったので何回も聞きました。

家庭内でこれなんですよ。
一緒に働く時間が短い他のチームに置き換えたらどうでしょうか?
簡潔に言って伝わるでしょうか?

動きが違いそうと思ったら声かけてみましょう。促してあげましょう。
やってくれたか分からなかったら、自分が理解できるまで聞き続けましょう。

返事待ってて間に合わない はある種自分の責任だと思って動くと、大変そうに見えて説明責任が自分になると主体的に情報を取りに行くので意外と気持ち的には楽です。

1年後の自分へ

  • 周囲の動き込みで業務を進めていますか?

  • ゴールへ促してますか?

5. 言語化をサボらない

大抵の場合、サボると分からなくなります。
僕は脳のメモリが埋まりやすいんです。
思考を書き出す = 脳内メモリを空ける です。サボるのやめましょう。

具体的に、あまり関わってないチームが触ってるプロダクトコードを読もうとしたときにこんがらがりました。当たり前ですね。

言語化する = 目からの情報を → 自分なりに解釈 → 理解を言語という形に変換 という道筋を辿っている
ただ読む = 目から脳に情報を流す(脳が理解するかどうかはその時の脳のメモリ次第)
だと思います。自分の言葉にしましょう。

1年後の自分へ

  • 言語かサボっていませんか?

  • note書いていますか?

6. チャットとオンライン会議の使い分けをする

とりあえずslack投げる も正解だと思ってます。履歴として検索したいからテキストコミュニケーションするのも大切です。

ただ決めきりたいとき・相手の温度感が掴めていないとき・早く返事がほしいとき、テキストで投げるだけだと怖くないですか?
決めて自分たちの行動に落とし込むまでが仕事です。つまり決めるのはプロセスです。

アウトプット生み出すプロセスに時間を割いていいのか?判断してからコミュニケーションツールを選びましょう。紙を切るのに包丁は使いません。

1年後の自分へ

  • とりあえずslackで済ませていませんか?

  • そのやり取り、本当にその手段であってますか?

7. FBループは短すぎるくらいでちょうどいい

上司の定期CMで見事に洗脳されました(※ 良いことです)。
実際に短すぎて困ることはありません。

特に意識する場合として、タスクの抽象度が上がれば上がるほどFBループの長さを意識した方がいいということは痛感しました。
抽象度が高い = 認識がズレやすい です。
あとちょっとでも不安なとき。不安がある = どこかしらに違和感を感じているが言語化できていない状態 なのでレビューもらいましょう。

1年後の自分へ

  • FBループの短さは意識していますか?

  • 周囲を巻き込んでFBループを作っていますか?

8. 雑談が減ってきたな…くらいでは遅い

切迫しているときほど、雑談する。
「そんな暇はねぇ!」って怒られそうですが…怒られる覚悟でコーヒーチャットの時間を作ったほうが良いと本当に感じた。
それが無理なら何らかの会議という体で、5分くらい関係ない話をするとか。
チームに亀裂が入ったりコミュニケーションロスでなにかが起こることのほうが大問題です。
1回くらい怒られても、チーム崩壊よりはマシなので気軽に提案しましょう!

1年後の自分へ

  • みんな雑談できてますか?

  • チーム外とも余計な話してますか?

9. ドメイン知識は自分から取りに行く

教えてもらうのではなく、取りに行く・触る・自分の言葉で言語化する。
これを徹底しようと思った。
なぜなら、教わるだけだとめちゃくちゃコスパ悪い。

自分で触ることで気がつくこともめちゃくちゃあるし、
特に『人に説明する』という観点だと理解が深くて困ることのほうが少ない。

コミュニケーションはどんどんしていこう。

1年後の自分へ

  • 教えてもらうだけで完結してませんか?

  • 自分の疑問は自分から聞きに行ってますか?

10. いつでも自分が交渉できるようにしておく

例えば10人のチームがあったとします。
チーム外のメンバーと交渉できる人間が1人のチームと5人のチームだとどちらが事業推進力があるでしょうか?

もちろん5人のチームだと思っています。
気をつけないといけないのは、前提としてチーム内では最速でFBループを回しているということです。
その上で個々が動ける これが一番強いんじゃないかと思います。

もう一つ副次的なメリットとして
交渉にいくのは自分だ!と思っておくと
「理解が浅いな…」とか「ここ聞かれたらどうしよう?」と準備段階でジブの理解度チェックができることもメリットだと思っています。

たとえ自分に出番がなくてもその会議で話されていることはかなり吸収できるはずです。
ドメイン知識としてしっかりと身についているはずです。

1年後の自分へ

  • 本当にいつでも自分が交渉いける心構えや準備はできてますか?

  • 会議、聞くだけでぼーっとしていませんか?他にもできることありますよね?


ここでひと息

かなり乱雑に書いたので前編はひと息。
また来週までに後編をアップロードします!

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