ロジカルシンキングは研修受けただけでは出来るようにはなりません。
ロジカルシンキング研修を受けたら、いきなりロジカルに考えて、ロジカルに相手に伝えることが出来るようになるでしょうか?
結論、なりません。
少なくとも研修を受ける前にロジカルではなかった人が、終わった瞬間にロジカルになっていたことは100回以上の研修をやってきましたが、一度もありませんでした。
では、ロジカルシンキングを学ぶ研修には意味がないのか?というと、それも違うと思います。
研修では、ロジカルシンキングの基本的な知識を学ぶこと、そしてワークなどを通して自分が出来ていないことを理解してもらうことを目的にしています。
研修の中で自分が理解できたこと、そして出来ないことを体感してもらうことで、研修が終わった後に意識し続けることが出来るようになるのです。
例えば、グラスルーツの研修では、下の画像のような4コマ漫画を使って起承転を考える、というようなワークを行います。
このワークは考えるのも面白いですし、論理的に考える訓練にもなり、そして意外と難しいという、かなり人気のワークです。
大事なのは、研修をきっかけとして毎日の意識づけが出来るようになることです。
ロジカルシンキングはわかっているけど、自分が出来ているかはわからないという人は、日々の業務の中で意識して使ってみるようにしましょう。
この分け方はMECEか?なぜならば、だから何?と自らに問いかけながら物事を考えているか?など具体的な活用の場面はいくらでもあるはずです。