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#4 まとまりない文章で将来の夢について語ります。

私が目指す道

最近はYouTubeの活動だけではなく、
パーソナルトレーナーとしても活動する事を決めました。

これは今後私がスポーツ業界…特に野球界の中で生きていくための第一歩だと考えています。

普段、あまり自分の事を周りに語ることはありませんが密かに立てている夢について今日は話します。

それは
「アスリートのためのパフォーマンスUP専門のジムを経営する事」です。

近年はボディメイクのブームが来て以前より、特に都内にはジムが増え、コンビニなどでもプロテインが売られたりもするようになりました。

数年前では考えられなかったことです。

しかし、今あるジムの多くはあくまで「カッコいい体や美しい体、健康的な体」を作ることに重きが置かれている印象を持っていて何だか惹かれません。

私はトレーニングを行うことでパフォーマンスを上げることが出来ました。
そして、トレーニングを"正しく"行うことはアスリートにとってパフォーマンスを上げることに必ず繋がると信じています。

ですが、
あくまでそれは競技に適したメニューを"正しく"行う事が必須条件であり、その正しさを理解するためにはそれなりの知識と経験が必要となります。

そこで登場するのが「トレーナー」という存在になるでしょうが、この言葉ももう少し深掘りしていきます。

トレーナーを目指した学生時代について

私がトレーナーになりたいと思ったのは大学1年生の頃でした。
何となくトレーナーって存在に憧れを抱いていたものの、ハッキリと意識したのは大学にその道を志す仲間がいたことが大きかったです。

そこで私は"アスレティックトレーナー"としての勉強を始めましたが、そこで違和感を覚えます。

アスレティックトレーナーの分野で学ぶのは、もちろん多少はトレーニングの内容もありましたがどちらかというと障害、外傷の事や治療の事が多かったからです。

当時、私がやりたかった事は
"アスリートのパフォーマンスUPのサポート役"
だったので、何だか学ぶ内容に物足りなさを感じていました。

どうやら私が目指しているトレーナー像というのは、アスレティックトレーナーではなく
"S&Cコーチ"なんだという事も在学中に知りました。

トレーナーとしての経験を積みたいと思い、
硬式野球部で選手として活動しつつも大学のトレーナーサークルにも参加して勉強したり、都内のセミナー等にも積極的に参加しました。

大学の先輩に非常に尊敬できる人がいて、
その人の真似をしてスポーツ医学のゼミに入り、ゴールドジムのトレーナーとしての活動も行なっていました。
学べば学ぶほど、どうやらこの道で食べていく事は困難なんだという事も分かってきました。

「夢を食っては生きていけない」

もちろん実力世界なので、実力さえあれば
自分のやりたい道を進む事も出来ました。

現に私が大変尊敬していた大学のある先輩はS&Cコーチとして突き進み、現在は東北楽天イーグルスのコーチとして活躍されています。

でも、それはその先輩が特別なだけです。
私にはまだその実力は到底ありません。

なぜ難しいのかといえば、まだまだ日本はトレーナーの役割分担が曖昧な事も関係あります。
S&Cコーチには国家資格は存在しません。

スポーツトレーナーという言葉に一括りにまとめる事ができますし、誰でも今日から資格なしでも
「私はS&Cコーチです。」
と名乗る事が極端にいえばできます。  

多くのジムが現在ありますが、実は在籍している人の立場はバラバラです。

アスレティックトレーナーの人もいれば、理学療法士の人がいたり、または資格は何も持っていないという人もいます。

そして多くの人は「トレーナー」という言葉で自分を紹介するでしょう。

学んだ事が違うのであれば、一人一人同じトレーナーという職業でも持っている強みや特徴は違います。

ただの個人的意見なので、もしかすると表現は失礼なのかもしれませんが、理学療法士の方やアスレティックトレーナーの方はマイナスの身体をゼロに戻すことが得意であり、その辺のパーソナルトレーナーはゼロからプラスに上げていく所謂「筋トレ」分野のみ得意という人が多いです。

また、現在日本にあるジムの多くは「ボディメイク」の見た目重視が殆ど…少なくとも私はそう感じています。

ボディメイクの世界が奥深いものである事はよく知っています。(フィジークやボディビルの世界で好きな選手も沢山います)

私の不満は、ジムの多くは球技や陸上競技などの"競技のための身体"をつくる事に長けたトレーナーが少ないという事です。

私は自分が指導者として働くことを考えるなら、「ボディメイク」の世界にはあまり惹かれませんでした。

でも、トレーナーとしてどこかに所属して食べていくならそのジムの求めるトレーナーとして勤めなければなりません。

要するに巷に溢れるジムでは自分の思い描く姿、S&Cコーチという立場で働くためにはジム以外の場所で個人単位で動く必要がありました。ジムに所属してそのジムでは求められたトレーナー像として活動し、個人ベースでチームと契約したり個人と契約したりする必要があります。

日本の中にもパフォーマンスUPのためのジムは一部存在しますが、数は少なくまたそこに所属するためには実力や経験が必要でした。

(ドームアスリートハウスやIWAアカデミーなどがこれにあたると思います)

学生時代に選手としての活動がメインだった事もあり、トレーナーとして何も実績のない私にはそうした組織に入ることは不可能でした。

大学4年生の頃、そうした事を加味しS&Cコーチとしての志を捨てる決断をし、スポーツと全く関係のない会社へ入社しました。

鉄鋼を取り扱う専門商社の営業職です。

そこから数年が経った現在、考え方が少し変わりました。

なければ自分で作ればいい

数年間、私はただの営業マンとして働きました。

その間、学生時代に同じくトレーナーを目指した多くの仲間達のトレーナーとしての活躍をSNS等を見ながら心底羨ましさを感じながら…

学生時代に得た経験や知識は、あくまで自分の草野球のために使い仕事の傍、トレーニングにも打ち込みました。

そうしたら、3年間で私自身にも変化が現れました。学生時代に選手としても大した事なかった野球の実力が伸び周りに認められるようになってきたのです。

野球人なら誰もが知るYouTubeチャンネルで紹介されたり、リーグで個人タイトルを獲得したり…自分の積んできた事や考え方は間違いじゃなかったんだと確信を持てるようになりました。

自分は大した選手ではないけど多少はマシになったのかもしれない、トレーナーとしても実績はなかったけれど自分の知識や経験は人の役に立つのではないか?

勝手に自分で区切りをつけてやりたくもない仕事に就いたけれど、自分はスポーツの事を考えるのが好きだしその道で生きてみたい。

そうなると、やはり自分のやりたかった夢への想いが再燃し始めました。

ただし、それは学生時代に思い描いたS&Cコーチとしての道とは少しだけ違う形でした。

アスリートのパフォーマンスを上げる事を目的としたジムを作る事は出来ないだろうか?

夢食って生きようとしている現在の挑戦

2018年の12月に会社を辞める決断をし、2019年の1月末で正式に約3年間務めた会社を退職しました。

当時、働く場所はまだ決まっていませんでした。

そして会社を辞めた次の日、私は野球YouTuberとしてデビューしました。

パソコンもカメラも持っていなかったので、iPhone1台での挑戦です。動画編集なんて一度もやった事はありません。

働く場所も全く未定…ですが、とても気持ちはワクワクしていました。

自分がやりたい仕事を模索できる事への希望の方が大きかったからです。

あれから10ヶ月経ち、今は縁あってDr.ストレッチのトレーナーとして働かせてもらいながら、生きるための日銭を稼ぎ、野球YouTuberとしての活動にも相変わらず精を出しています。

経済的にはもちろん苦しいです。

ですが、自分の中の将来の目標がハッキリしてきたからか、ワクワクした日は今も続いています。

アスリートのためのジムを建てて、それを経営していく。それが自分がアスリートのために出来る事であり世の中のためになる事だと考えるようになりました。

アスリートのためのジムとは、端的にいえば競技力向上のためのメニューを行えるジムであり、また指導者もS&Cコーチがメインとなるジムです。

この目標を叶えるために必要なことは沢山ありますが、特に重要と思うのは下記の3点です。

❶アマチュア〜トップアスリートまで段階に合わせた適切な指導を行えること、あるいは行えるそそのレベルにあるS&Cコーチを雇える事。

❷ビジネスモデルがしっかりしており、安定した一定の利益が出せる状態である事。

❸世の中に必要とされる場所である事。

いずれもまだまだ自分ごときの人間では叶えられない事ばかりです。

ですが、私にはこれを叶えるためのいくつかの強みは持ち合わせています。

●YouTubeというこれからまだ伸びるであろう分野の挑戦をしている事。

●まだ現役アスリートとしての自覚を持ち、諦める事なく日々試行錯誤中の事。

●素晴らしい人脈に恵まれる運を持ち合わせている事。

●選手としてもトレーナーとしてもコンプレックスが強い分、勉強意欲が全く衰えない事。

私が目指す将来の姿は指導者ではなく、経営者であると現在は考えるようになりました。世の中に新しい環境を作ること、アスリートのための専門のジムを世の中に沢山作る事が私の夢です。

何ならそれが、私の学生時代のようにS&Cコーチを目指していたのに夢を諦めかけた人の受け皿になるかもしれませんし。

ただ、経営者になるためには自分自身がまずレベルアップする必要があります。

その第一歩として踏み切ったのが、パーソナルトレーナーとしてまず個人事業を始める事でした。

自分が思い描く施設を作るのはまだまだ先の話になりそうです。だって、まだ妄想の世界を抜けないくらい今の自分の立場とギャップがあるので笑

でも、楽しいのでしばらくはこの挑戦は続けようと思います。

"夢食って生きていけない"と思っていたけど、

今は

"夢食って生きるにはどうしたらいいんだろう"

と考える日々です。

さて、まとまらない文章でしたが最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。

今後もたまにはこうして、自分自身の考えている事をアウトプットするのも思考の整理になって良いかなと思うのでたまにやろうと思います。


では、また。


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