Adobe photoshopの画像拡大「強化」機能
最近はStable Diffusionで画像生成を行なっております。
とはいえ、自ら時代遅れなグラフィックデザイナーを自負している、イラレ&フォトショ使いなので、全くPythonを理解できていないのです。
現在は、Stable Diffusion web UI + Google Colaboratoryにお世話になっている感じです。
Note書くたびに、何かマネタイズを考えないとなぁと思っていました。
結果、Kindleで写真集を売る。ということになりました。
いろいろとモラル的な問題はあるのですが、法がしっかりと整備されるまでは、お祭りに参加しようと都合がいいように考えまして。
現在は「BRA」を使って美女のグラビア写真を生成しています。
さて、私の環境はM1 Mac。しかもGoogle Colabo。ということでハイクオリティなAIグラビア写真集の画像を書き出すのに、まぁまぁ時間がかかります。書き出している時間に、別の作業をするぐらい時間がかかります。
kindleの推奨解像度を大量生産するためにはそこそこの解像度で書き出して後で拡大する。という手法にしました。
これまで、こちらの「UPSCALER」という機能を無料枠で使わせていただいておりました。
かなり高性能で、画像も荒れずに綺麗に拡大してくれる印象でした。無料だと拡大率は2倍と決まっているんですが、AIのアルゴリズムが使用されているそうで、一瞬で綺麗に拡大してくれる大変すぐれたサービスなんです。しかし、お恥ずかしい話。ここにきて大量に拡大しすぎたのか、無料枠が終了したらしく、必ず課金を指示されるダイアログが出るようになって、結果として無料で使えなくなりました。無料の画像拡大サービスも探したのですが、望んだサービスは見つからなかったです。
デザイナーもしくはphotoshopをご利用の皆様、朗報です。
前置きが長く申し訳ないです。ところがなんと最新の「Photoshop 2023」からの新機能でAIのアルゴリズムを使用した拡大機能が装備されているんです。
こちらの「強化」機能。カメラマンから撮影後にもらう「RAWデータ」を、「Camera Raw」を通して美しく2倍に拡大が可能となったんです。
これまでは、先方さんに「すいません、解像度がたりないんです〜」とお願いすることもしばしば。「画像これしかないんです」とよく言われます。となると足りない解像度を強引に拡大するしか方法はないので、やはりアマくネムくなります。
ですがこの「強化機能」、ポイっと拡大ができます。
レンポジなんかも拡大できます!
ちなみに、デジタルノイズもそのまま拡大するので荒れた部分は荒れて拡大されます。
やり方です。
RAWデータもしくは、jpgデータの
拡大したい画像をAdobe Bridgeにぶつけて
立ち上げます。
拡大する画像を選択したら
このCamera Rawアイコンをクリックします。
カメラロウ画面が開くので
controlを押しながらクリックして
メニューを出すと強化という項目があるのがわかります。
もちろんこの場で、いったん色調やシャープなんかも整えていただいてもかまいません。強化を選択して、開いた画像は解像度が2倍になっています。
肌感としては、解像度をただ大きくするより
シャープさが保たれたまま拡大される印象です。
アドビに感謝です。
AIが演算するので、大きい画像だとそれなり時間がかかるかもしれません。
ちなみに、
この強化機能を使って制作・販売している
グラビア写真集は売上はなかなか思うようにはいきませんが、
ジャンルによってはランキング上位をキープできています(笑)
「強化機能」簡単に拡大ができるのでお試しください。
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