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初めての事業収入アリ&源泉徴収アリナシ混在&免税事業者の確定申告における自分用メモ2024

今年も確定申告の時期がやってまいりました。ゆーりです。
去年の4月より、アルバイトから業務委託に契約を変更してもらい、(仕事内容はほぼ同じだけど)はじめての事業収入アリの確定申告です。

今年、確定申告をやってみて思ったのが、

去年どうやったっけ??

つまり全く覚えてません

去年、自分用メモを残していたのですが、それが大変役に立ちました。マジで。
なので来年の自分のために、今年もメモを残すことにしました。
変更点だけ書いてもよかったのですが、そうすると来年の自分が大変な気がしたので、去年と変わっていないところも含めてまとめなおしました。

今年も、青色申告までは「やよいの青色申告オンライン(以下、やよい)」、確定申告は国税庁の「確定申告書作成コーナー」経由のe-Taxで行いました。

あと、今年はインボイスで話題ですが、自分は極貧フリーランスなので、メインの取引先の了承も得て免税事業者のままでやらせてもらっています。


青色申告

2.売上・仕入

パスワード変更してなくてすみません

今年は売り上げがあったのでこちらに記入する。ちなみにこの売上先記入欄は、インボイス制度の開始に伴い新設された項目だそうです。

ルールが変わるたびに書式が変わり、会計システムも変更する必要があるんだから大変ですね。(だから有料のソフトなんだろうけど)

その他は、去年ミスったテレワーク用賃貸の家賃周りも、今年はきちんと仕分けできていたので、特にトラブることもなく終了。

ここで「確定申告書作成コーナー」に移ります。

青色申告 確定申告書作成コーナー編

昨年も言いましたが、「やよい」の出力データを参考に、「確定申告書作成コーナー」で再度青色申告&確定申告データを入力しています。

マイナポータルで諸々の情報を紐付けているので、「確定申告書作成コーナー」のほうが作業が楽なんですよね。
というわけで、「やよい」で作成した青色申告決算書を見ながら入力

今年のメモとしては

  • ノートPCを買った分の減価償却費があるよ

  • 去年の売掛金が残ってるよ

くらいでしょうか。

すべて入力が終わったら所得税の申告書作成に向かいます。

課税事業者になったら消費税の申告もするってことなんだよね?きっと。(無知)

収入金額・所得金額の入力

事業所得の入力

はじめての事業所得入力。

収入と所得には、青色申告で入力した情報が引き継がれて入っています。「やよいの青色申告オンライン」は「優良な電子帳簿」ではないので、「2」を選択

「被災事業用資産の損失」は特にないので、こちらはスルー。

メインの会社は源泉徴収ナシなんですが、知人からの仕事は源泉徴収アリなので、源泉徴収アリの仕事については、源泉徴収されている収入の内訳入力」に記入する。入力例はこちら

今回は、「種目」を『作業料』とし、「名称」には支払者の会社名(氏名)、「場所又は法人番号」には支払社(者)の住所、所在地を入れました。

この部分、たぶん「やよい」でやれば自動で処理してくれるのでは?という気がするのですが、今年は1件しかないので手入力で進めたいと思います。
今後源泉徴収アリの仕事が増えてきたら、「やよい」での申告書作成を検討しようかな。

配当所得

今年もささやかながら株の配当所得があるので記入。
課税方式は去年同様「総合課税」(年収低いので)。

「2 株式等の売却・配当・利子等の入力」に、証券会社からDLした「特定口座年間取引報告書」をもとに情報を入れる。今年は1銘柄だけ利益が出て売却したので、売却利益と配当を入力。

そういえば、今年は新株予約権行使をしたんだけど、あれって申告の必要あるのか?と調べたところ、普通の株と同様、売却時に申告すればよいとのこと。
なので特に作業なしでOK(売れる日は来るのだろうか)。

給与所得

3月までアルバイトとして働いており、その間に給与所得が発生しているので、その分を入力。年末調整はしていないので「書面で交付された年末調整済みでない源泉徴収票の入力」のほうに、源泉徴収票の情報を入力。
「特定支出控除」はないのでそのまま。

雑所得

ソーシャルレンディングの利益をこちらに記入
今年からNISAの枠が拡大したので、ソーシャルレンディングは投資金が戻り次第引き出し、株も利益が出次第売却してNISAに資金を移動する予定。株が売れる日は来るのだろうか(2回目)。

種目は「その他」にして『分配金』と記入。あとは、ソーシャルレンディングの会社から取得した「期間損益報告書」に書いてある金額を入力。

これで完了です。

2023年のキャプチャを流用しています。2024年と項目が違っていたらすみません。

所得控除の入力

今年はふるさと納税をしていないので「寄附金控除」と、今のテレワークオフィスは地震保険に入っていないので「地震保険料控除」はナシ。

「社会保険料控除」は、アルバイト勤務分の源泉徴収票をもとに入力したものと、マイナポータルで連携した国民年金情報が自動で入る。
「医療費控除」もマイナポータルで連携しているので自動入力(めちゃくちゃ便利)。

また、今年からiDeCoを始めたので「小規模企業共済等掛金控除」に入力の必要アリ。
こちらは、「確定拠出年金法の企業型年金・個人型年金加入者掛金(iDeCo(イデコ))」の欄にハガキで届いた掛金額を入力して終了。

これで入力終了。

計算結果確認

事業所得のうち、なかなかの割合が経費に回っている関係で、所得が思った以上に少なくてだいぶ引いたし、そもそも収入もめちゃくちゃ少なくて苦笑いするしかなかった。
フツーに生活保護レベルやな、自分

今年気になった点メモ

  • 社会保険料はアルバイト加入していた3月までしか支払っていないのに、すごい額が控除されており驚いたので確認した結果、社会保険料控除に国民年金の支払いも含まれるのを初めて知る
    冷静に考えたら、社会保険は控除されるのに国民年金は控除されないのおかしいもんね…。

  • iDeCoの情報が連携可能になっていた
    自分は医療費情報とねんきんネットはマイナポータルで連携済みだったのですが、iDeCoも連携できるようになったそうです。申告が終わってから気づいたので、これは来年やります。
    毎年、確定申告前に情報チェックしといたほうがいいな。

財産債務調書、住民税等入力

去年は「住民税等入力」だったのに、タイトルが変わってる…。
でも10億円以上の財産なんて所有していないので作業は去年と変わらず「住民税・事業税に関する事項」というボタンをクリック。

今年もこの見出しっぽい見た目のボタンをクリックです。

去年悪戦苦闘していた「特定配当等・特定株式等譲渡所得の全部について、住民税で申告不要としますか?」は消失し、おそらく代わりに「1 給与・公的年金等以外の所得がある方の入力項目」が出現していた。

特別徴収しようもないので、「自分で納付」を選択。
それ以外の項目は該当項目がなかったため、これで入力終了。

おわりに

マジで去年の自分に感謝。去年の内容はほとんど忘れていた。このメモを残していなかったらどうなっていたか、想像するのも恐ろしいレベル。

来年は給与所得がなくなって事業所得一本になるし、つみたてNISAの証券会社を新しくして設定したら間違えてNISAじゃない口座で商品を購入しちゃったのでその申告も必要になる。
この収入だとふるさと納税はしばらくしないだろうな~。
iDeCoは今年から掛け金を1.5万円にしたけど、様子を見て2万円に上げたいな~。

というひとりごとを、来年の自分に残しておきます。

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