見出し画像

魅力と矛盾と欲求

久々に巨大ショッピングモールに足を運び、ぐるっとしてきた。
若い頃は好きだった場所だ。
だけど、同じようなファッション店や雑貨店が立ち並ぶ空間に、以前のようにワクワクはしなくなった。

ふと、自分も企画していたマーケットやマルシェ的なイベントのことを思い出した。
公共空間を使い、手作りなお店を集め、短期間だけのイベントは、ひととき人が集まり、つながり、賑わい、楽しい空間が出来上がる。
「これが日常になったらどんなに楽しいかな〜?」なんて考えたりもする。

いや、待てよ・・・


手作りのマルシェやマーケットイベントなんかより、品数がとっても多く、値段も品質もピンからキリまで揃っていて、天候に左右されず、トイレや手洗いなどの衛生面も、空調も照明も駐車場だって整っているショッピングモール・デパート・スーパーなんてどこにでも日常的にあるじゃない?(田舎は別ね)

「日常になったらどんなに楽しいかな〜?」は、一体何からくるのだろう?
その日だけの“特別”な空間?
作り上げた人たちのパワー?
集まってくるお客さんたちの雰囲気?
野外という開放感?

ないなら作ればいい。
それはわかる。

高いテナント料を払い、毎日商売している商業施設のお店の皆さんからしたら、イベントなんて「は?甘ったれたことやってんじゃねーよ。」って思っているかもしれない。

ものが溢れている時代に選ばれることの難しさよ。

結局何が言いたいかって?

商業施設のみなさん、商店のみなさん、
ファイトでーす!!爆

いただいたサポートは防災や地域イベントの企画に使わせていただきます!