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ばあば 久しぶりのオランダへ

 昨年末、京都に住んでいた娘の家族が移住を考えてオランダへ行きました。それまでの不自由のない暮らしを全て清算し、ゼロからの再出発です。私を気遣って友人たちは「寂しくなるね」と言ってくれます。ところが、能天気な私は「行くところが増えた」と嬉しいくらい。困難が待ち受けているであろう新たな挑戦に、あえて立ち向かう娘の家族全員にエールを送っています。とは言え、どんなふうに暮らしているだろうと気になるのは確か。孫たちも学校へ通い始め、少しは落ち着いた頃だと思い、今月下旬に様子を見に行くことにしました。

 思いがけない手術やコロナの流行で、海外に出かけるのは3年ぶり。オランダには何回も行っているけど、娘たちの住むハールレムは初めて。歴史ある街で、土曜日に開かれる市に出かけるのを楽しみにしています。
 そろそろ準備に取り掛からねばと始めてみると、この3年のブランクは侮れないなと実感することしばしば。今年で77歳になる私は、体力はもとより、便利になったSNSについていけずチンプンカンプン。再入国の際の検閲についても厚労省に問い合わせ、「ワクチン接種証明(コピー可)があれば少し時間はかかるがOK」と聞きホッとする始末。
 そんな訳で今回のオランダ行きは、この先も気ままな海外旅行を続けられるかどうか、私にとっての試金石でもあります。
ばあば、がんばれ!!

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