「社会人10年目の壁を乗り越える仕事のコツ」を読んで、仕事へのガッツを入れ直した
10年目の壁をぶち壊すため読みました。
とてもいい本です。ベルリンの壁が崩壊しました。
30代のキャリアに悩める子羊だけではなく、20代の若手の方にもオススメできる一冊です。
企業で誰かと一緒に働く上で、基礎となるスタンス、心構えを学ぶことができます。
本書をオススメする方
社会人10年目で仕事に脂の乗ってきた方
30代になるも自分のキャリアに不安がある方
これから就職する大学生の方や若手社員
本書の概要
要点
目の前の仕事に集中し没頭すべし。そうすることで大きな道が開ける。
収入はついてくるもの。追いかけるものではない。
仕事の機会を自ら作り出す。
読みどころ
一つ目: 夢中になれるものを探し続けることに意味がある
本書によると、一流の方々の成功の秘訣は、「「目の前の仕事を着実にやり遂げること」だそう。
「自分がまだ、何も成し遂げていない」と嘆く人が陥りがちな落とし穴は、やるべきことが今目の前にあるのに、別の「それっぽいこと」に気をとられること。
「それっぽいこと」とは、注目の会社に安易に転職したり、正論だけを掲げたり、うまくいかないことを他責にして仕事を放り投げたりすること。その誘惑に流されなかった人が成功していると、著者は説いています。
大事ですね。まずは会社から与えられたタスクを全うする。上司の期待を120%越える成果物を出し続ける。こういった不断の努力がいつか実を結ぶのだと信じています。(そうですよね神様。聞いていますか)
とはいえ、今の仕事を十分にやり切った、または他にやるべきことが見つかったなど、自分の進むべき道が他に見えた場合は迷わず進むべきでしょう。
二つ目: お金を追いかけるな
著者はある経営者の以下のスピーチを聞き、感銘を受けたそうです。
とてもいい言葉だと思います。「お金はついてくるもの」。
お客様の役に立ち、喜んでもらう。お客様の成功に貢献すると、その対価として会社から賃金をもらう。お客様の成功を追い続けている人は、経営者の目に留まり、いずれお金や地位がついてくる。
これを信じて愚直に頑張りたいと思います。
3つ目: 自ら手を上げる
社会人10年目にもなると、「仕事の機会を自ら作り出す」ことが求められる。「会社としてはこれこれをやるべきである。ついては自分が最適だから担当させてほしい」という姿勢であることが必須。
これは耳が痛い方もいらっしゃるかもしれません。上司に対して、「どうしたらよいですか?」と問いかけ、思考することの労力を相手に丸投げする。また、都合の悪いことは会社や社会、環境のせいにする。
このような自主性に欠け、他責思考である限り、会社員として成功することは難しいのだろうと思います。残念ですが、どの会社にも一定数は該当する方がいらっしゃると思いますし、私自身も気をつけています。
所感
会社員として働く上で、とても大事なことが書かれています。常に意識しているつもりでも、人間は怠けたり、目先の利益を追いかけてしまうものです。
物価高の上昇、業績の低迷(弊社の話)、最近なんだか髪が細くなってきた(ハゲるのか…)などの懸念やリスクはあるものの、改めて腰を据えて今の会社で頑張ろうと思った所存です。
時々、本当に大事なことは何かを思い出すため、本書を読み返そうと思います。
では、最後までありがとうございました!
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