法務部員、美大へ行く。 #07 / うれしいこと
美大での学び、そのことによる気づきに関して思うところはまだまだたくさんあるがしかし、結局忙しくって疲れて、なかなか書く気力がわかぬ。なのでショートに、ちょっと嬉しいこと。
卒業制作が完成する前に、そのコンセプトを口頭で説明する機会は多々あった。ようは「一般に言葉でわかりにくい法を、『読む』ではなく『みる』対象として捉え、デザインの力で魅力的に伝える」的なことである。
これがぜんぜん伝わらない。「はあ、なるほど(???)」みたいな反応をされることが多くって何度もヒヤヒヤしたものだ。
ところが嬉しいことに、いざ完成した作品を見てもらうと、「なるほど、そういうことね!」と、すんなりわかってもらえる例に複数接してきた。
なんだか、美大で学んだ者として冥利に尽きる! 私の口頭での説明がド下手クソだった可能性も捨てきれないが、作品を見てもらうことでこそ、パッとわかってもらえるのは、まさしくデザインの営みのようでとてもうれしい。
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