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中国Eコマースのトレンド用語ご存知でしょうか

こんにちは、デザイナーの茜です。いつも記事を読んで頂き、ありがとうございます。中国に帰国して2ヶ月が経ちますが、まだ中国スピード感についていけないなぁと思う日々を過ごしています。帰ってきて一番実感して驚いたことと言えば、それは広く普及して発展している中国のEコマースでしょう。

スマホに電子マネーを入れば、どこでもいつでも買い物が出来る今の中国、ネットショッピングの商品が溢れる今の中国、どこでも消費の刺激を受けている今の中国。「こんなにも安いの?!大丈夫かな」「こんなものも売れてるの?!」ネットショッピングしている時はいつも戸惑ってしまいます。今回の記事は中国でネットショッピングの時よく見かける言葉をまとめてみようと思います。日本語なので、中国Eコマースに興味がある方はぜひ読んでみてください。よろしくお願いいたします!

中国Eコマースといえば、淘宝(TAO BAO)と京東(JING DONG) が一番有名ですが、他に考拉海購(KAO LA HAI GOU)や拼多多(PIN DUO DUO)など色々があります。それぞれのECプラットフォームで販売している商品の幅が少し違います。日用品から車までの商品を幅広く揃っているショッピングモールみたいなECサイトもあれば、化粧品やラグジャリーなど高品質の海外商品を取り扱っている会員制のECサイトもあります。

1. 爆款(BAO KUAN)

「爆款」は爆発に売れている商品とのことです。その商品のいい品質や機能性、もしくは使い心地の良さなど。他の商品と比べて圧倒的に人気がある商品です。今年の爆款といえば、iPhone 12ですね。広州のアップルストアでよく予約購入の希望者の行列が見られます。

2. 秒杀(MIAO SHA)

「秒杀」はインターネットの売り手が超低価格でいくつかの商品をリリースすると同時に、すべてのバイヤーがオンラインで購入するために殺到する販売方法です。このタイプのセールは、現実のタイムセールと似ており、数秒単位でもスピード感があることから、「秒杀」と呼ばれています。

3.〇〇〇同款(WHO TONG KUAN)

「〇〇〇同款」はいつも有名人の名前をつけて使われています。例えば、「石原さとみ同款」、意味は石原さとみが持っている商品と同じです。

4.双十一(SHUANG SHI YI)

「双十一」といって、毎年11月11日にネットショッピングの大バーゲンがありますが、淘宝「2012年にTmall(天猫)に改名」が2009年に始めたものです。初年のこの日一日の売上高は5000万人民元におよび、2020年には3723億人民元に達しました。

中国語メモ:中国では数字の「1」は「光棍」に見えるため、毎年11月11日は「光棍節(こうこんせつ)」とも呼ばれています。「光棍」は中国語で「独身」を意味する俗語ですので「光棍節」は「独身の日」と訳されます。

淘宝の会長【馬雲】(英名:ジャック・マー)が双十一の日をネットバーゲンの日としたのには「やけ買いをして独り身の寂しさを紛らわせよう」という意図があったという説があります。

5.618(LIU YAO BA)

618(京東の日)とは、中国で毎年6月に開催されるセールのことです。6月18日は中国の大手EC会社である京東の設立日のため、京東は2009年からその日を記念日として大幅のセールイベント行い始めました。毎年618は双十一に匹敵するほどの注目を集めています。

ここまで読んで頂き、有り難うございます!

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