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検査の終わりと結果待ち

ようやく、1週間が終わった。

いつもの帰路の途中で、クリニックへ寄った。

「変わったことは何な有りませんでしたか?」と先生からの問いかけに答える。

「失神までは、しなかったけどクラクラと目眩がした事。胸痛で、ボタンを何度か押したこと。」

「1週間、測定していたので、結果までは少し時間がかかります。大体、2週間くらいと思っていてください。結果が出たら連絡しますね。」と言われるとわたしは先生に訊ねた。

「胸痛の位置が、いつも肋骨から左胸に少しズレた場所で、意識を持って行かれそうな目眩について、どんな病気になるのでしょうか?」

「今は、それを確認する為の検査をしてるからね。気を失う事と胸痛については、原因が違うと思うけど苦しいのは辛いみたいだし鎮痛剤を出して置きますね。」と答えてもらえた。

(思えば、学生の頃も原因が分からないで医者に、笑われた事があったなあ。動悸がして苦しくてと説明していたら、中年の女性が起こす症状だよって。)

「気をつけて、帰ってね。」先生の声に「ありがとうございました。」と言うと帰宅した。


帰ると彼女に、結果が出るまでちょっと時間がかかる事を話しながら、子供を抱き上げると「くしゅん」ズルズル・・・鼻から伸びる液体がスーツと子供の顔をタラリとくっつける。「ブフッ」思わず笑いながらハンカチで拭き取りながらおでこをくっつける。

熱は無いようだ。と安心しながら

皆でご飯を食べた。