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日本GRサミット2024報告
世界のGRパーソンのみなさん、こんにちは!日本GR協会です。一般社団法人日本GR協会(代表理事 吉田雄人)は2024年4月13日にPOTLUCK YAESUにて日本GRサミット2024を開催しました。総勢20名の日本を代表する官民のルールメイカーが集結し、「地域から変える社会、ルールメイカーが見据える未来」をテーマに語り合いました。来場者数はおよそ150人。民間、NPO、公務員など様々なジャンルの方々が集まりました。参加をお勧めしていたのは、主に以下のような方々です。
官民連携に興味がある人
政治家や公務員の方、また、目指している方
民間企業でテクノロジーをテコに新たな市場を開拓したいと考えている方
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GRとは?
すみません。そもそも「GRって何?」と思う方がほとんどですよね。GRは「ガバメント・リレーションズ」の略で、直訳すると「政府との関係構築」となります。GR協会は「社会課題解決のための、政治行政との関係構築の手法」と定義しています。なぜいま、GRが必要なのでしょうか?
なぜ開催?
政策や法律・条例は、かつては政治家と官僚/公務員だけでつくるものと思われてきました。しかしテクノロジーの発展により、民間が大きく関わるようになってきています。民泊や電動キックボードの法制化は、政治行政と民間が繋がり、新しい市場を創り出しています。一方で、五輪汚職事件や政治資金事件など、いびつな形の官民のつながりも露呈していて、「ルールメイク」の公正なプロセスや手法も確認しなければいけません。そこで日本GR協会は、ルールメーカーとして注目される官民のリーダー達に呼びかけ、官民連携による政策づくりや法整備のあるべき姿を議論し発信する場が必要だと考えました。
様々なルール・メイクの手法を1日で学べる
官民連携による政策づくりや法整備の手法は、実は様々な呼び方があることをご存知でしょうか?パブリックアフェアーズ、アドボカシー、ロビーイング、ガバメントリレーションズなど呼び方は様々です。当日は様々な領域のトッププレーヤーが一堂に会します。ルールメーカーたちの活動の共通点と違いを1日で学ぶには最高の機会となりました。
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開会あいさつ
株式会社Zebras and Comany 共同創業者 陶山祐司(日本GR協会発起人)
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ここにいらっしゃる方々はGRの必要性を感じて集まっていると思う。私は2010年に経産省に入り4年半で辞めた。福島第一原発事故を経て福島に対して自分が経産官僚として何もできないという思いがあった。その後、ベンチャーキャピタルとしてベンチャーやソーシャルベンチャーの支援をした。例えばispaceという宇宙開発のベンチャーは2017年に100億円ちょっとの資金調達をしたが多くの行政機関と政治家に裏から支援していただいた。宇宙活動法という法律が通る時に野党に付帯決議を付けていただき「政府は宇宙資源産業振興制度」と言ってくださった。それで産業革新機構などが動いて民間企業が動いて100億円ちょっと集まった。そして今ispaceは世界のリーディングカンパニーのひとつになっている。現場から声をあげていろんな人が協働することで社会が変わっていく。新しい産業を創っていく。社会課題を解決できていく。日本GR協会ではガバメントリレーションズのことを、「社会課題解決のための政治行政との関係構築の手法」と呼んでいる。その必要性はまだまだ理解されていないのでその手法を学び、つながって、広めてほしい。
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セッション
イベントは5つのテーマでセッションが行われました。
メインセッション「政治行政だけでは社会課題の解決はできない時代がやってきた」
セッションA「パブリックアフェアーズが企業に標準装備されるためには?」
セッションB「ソーシャルセクターが担う公共サービスの作り方」
セッションC「ルール・メイキングの現在地 〜法令との新たな向き合い方〜」
セッションD「行政と民間を「つなげる」にあたって求められるお作法とは?」
今後、ひとつひとつのセッションをnoteに公開します。社会課題解決や官民連携に興味ある方はフォローお願いします!
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一般社団法人日本GR協会では、プロボノスタッフを募集しています。協会の大半がプロボノスタッフで、コンサルタント、PRパーソン、自治体職員、政治家など様々な強みを持つメンバーから構成されています。興味ある方は、GR協会のホームページからお問い合わせください。
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