地元の友だち

先日数年振りに地元の友だちに会った。
今まで地元の友だちに会うことをとても避けてきた。
特にこれといった理由はないが、あまり会う気になれなかった。
来年の4月から社会人となり、あまり地元にも簡単に帰ることができないと思い、会える時に会える人に会っておこうという気持ちになり思い切って連絡を取った。
本当に気まぐれだと思う。
会う直前何故かとても緊張していた。
何の話をしたらいいのか。話は盛り上がるのか。
数年会っていないから、積もり積もった話があるはずなのにも関わらず、話題を探していた。
いざ会ってみると、とても楽しかった。
話はとても続いた(気がする)。
この数年会っていないだけで、友だちは結婚し妊娠していた。
とてもおめでたい話だ。
その他にも地元の友人たちの多種多様な話をたくさん聞いた。
私も今までのこと、これからのこと、たくさん話をした。
すると、友だちからは
私や地元の人たちが地元の中に留まっている間で、あなたは多くのことを経験しているねと言われた。
それに対して、私は少し違和感を感じた。
いやいや、同じじゃないかと。
確かに、その人たちに比べると、色々な場所は行っている。
しかし、経験していることは人それぞれで、私が経験していないことをその友人は経験し、その友人が経験していないことを私が経験している。
今までもこれからも。
同じ人生を同じように歩む人なんてこの世にはいない。
人それぞれの人生があり、人それぞれの生き方がある。
それらを自分と他人とでは比べることはできないし、比べても意味がないのだ。
ということで、私は私なりの生き方で山あり谷あり人生を歩んでいこうと思う。
私なりの生き方とは何かわからないが…

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