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初対面だからこその化学反応

オンラインではみんなと交流はあったものの、対面となるのは初めてで緊張するかと思ったが人見知りをしない性格の自分ではそれは無理でした笑。
年齢も生まれも仕事も性別もバラバラな5名。果たしてうまくいくのかと不安はあったものの1日一緒に行動すると大人になった今でも仲良くなれるものなのだと改めて実感した。
プレゼンの内容は自分ともう1人で大枠は決めてしまったけれど、大きな反対意見はなくそこから少しずつ他のメンバーの意見も加えて肉付けしていったからこそより良いものができたと思う。当たり前かもしれないけど、人は1人では何かを成し遂げることは難しいと思う。だけど、誰かの助けがあるからこそやれることは無限大になり、話し合うたびにきちんと形に近づいていく。仕事でもプライベートでもそうだが、何事も全力で楽しんだりした方がやり切った感もあるが何より自分たちの成長につながるのではないかと思った。

自分は前日に会場近くのゲストハウスに宿泊し、地元に住んでいるチームのメンバーのご家族と食事をしながら交流。お子さんがめっちゃ可愛くてこんな自然の中で自由に育てられたらきっといいお子さんになること間違いなしと勝手に思ってしましました笑。
ゲストハウスに戻ると、そこに寝泊まりしながら管理をしているメンバーと色々と話が盛り上がり、結局12時過ぎに寝ることに。

翌日、いざ発表の会場へ。ゲストハウスからは歩いて5分もかからない場所だったので少し早めにチームのメンバーの1人と待ち合わせして会場入りをした。しかも、すぐ近くの小学校で運動会があり、なんとチームメンバーのお子さんがリアルタイムで運動会に参加していて、申し訳ない気持ちで朝から打ち合わせをしていたがやはり本人も気になって仕方ないらしく一旦打ち合わせを中断して見送ると自分は一人きりで今日発表の資料の見直しをしていると10分くらいで戻ってきてくれたが、少しばかり名残惜しそうだった。
少しずつ他のチームのメンバーや事務局の方も会場入り始めたので自分たちも移動して会場の中の自分たちのテーブルで準備を進めていると開始の10分前くらいにやっとチームのメンバーの2人が合流。もう1人は遅れてくるとの連絡が入り、結局発表は4人でやることになり、プレゼンの発表の順番をどうするか話し合いとバタバタしつつも何とか形となり、順番が来るのを待った。

発表は3チーム中2番目。前回の他のチームのプレゼンを聞いていないのでどんな内容かは今回が初めて聞くので色々と勉強になる点もあったが、それでもまだまだ作りが甘いのではないかと思ったりもしてしまった。
そして、いざ自分たちのチームの発表となり前に移動し、まずは奥多摩在住のメンバーが今回のプレゼンの軸となるコンセプトの部分を話し、次に自分がこの『巡や』というブランドに対する想いやなぜ空き家を宿泊業として活用するかなどを話した。次に、セカンドブランドとして立ち上げようと計画をしている趣味の宿に関しては別のメンバーにバトンタッチし、あの短時間でよくここまでまとめてくれるもんだと感心しながら、最後の締めを自分たちのチームのリーダーとして何回かこの企画に参加しているメンバーに任せて自分たちの発表は終了した。
すぐ後に、審査員4名からのフィードバックがあり、チームメンバーからはかなり酷評されたと聞いていたので少し戦々恐々としていたが、実際に挙げられた評価はかなり上々な感じだった。自分たちもワクワクしながらプレゼンできたことがこの評価に繋がったという実感はあるものの、やはりまだまだ作り込みの甘い部分があり、そこに関しては審査員からもかなり突っ込まれた。だが、それさえもありがたい言葉だと受け止め、1ヶ月後にある最終プレゼンに向けて今度はみんなで作り上げていこうと思えたのはとても大きな成果だったと思う。ちょうど審査員の評価が終わる間近にもう1人のメンバーが会場入りしてやっと5人が初対面。
それから最後のチームのプレゼンが始まり、かなりいい感じの資料作りで感心しつつも正直あまりワクワク感がなく、もっと色々工夫できそうなのになぁとチームのメンバーと話していると、案の定審査員からも同じような評価があり少し勿体無い感じがした。
全てのチームの発表が終了し、一旦休憩となり、奥多摩駅近くのお弁当屋さんからお弁当が届き皆でランチタイムを取った。食後はまだ時間があったので奥多摩駅の方へと散策へ。駅前では登山客や若い女の子たちがいたりとやはり休日の奥多摩は少なからず賑わいでいる感じがした。
休憩後は、チームをシャッフルして意見交換などをし、その後はリフレクションを全体で行い、チェックアウトして約5時間半近くの今回のセッションは終了した。

すっかり外は暗くなっていて、今日は別なチームにある大手企業の社員がいてその人の好意で保養所への宿泊が可能となり、奥多摩に唯一ある古里駅前にあるセブンへ買い出しに。オンラインでは対面していたが、リアルでの対面は初めてなのに買い出し中にはもう意気投合しかなり会話も弾んでいた。一通り買い物も終え、メンバーの1人が車で来てくれていたので全員が乗り込みいざ保養所へ。
場所は、奥多摩ではなく青梅市らしく車を走らせること約30分くらいで到着。他のメンバーはどこかで食事をしてから来るということでお先にチェックインさせてもらったのだが保養所というよりはかなり立派な建物だったのでメンバー全員でさすが大手は違うなどと騒ぎながら自室へ。
部屋割りは年配メンバー2名と若手メンバー2名、そして女子メンバーは他のチームの女子と同室ということでみんな少し寛いでから飲み会を始めようということで一旦着替えを済ませてから若手メンバーの部屋へ。
自分たち年配メンバーは浴衣に着替えていたのだが、若手メンバーと女子は私服のままで飲み会は始まり、まずはどうやらどんな人か謎らしくとりあえず自分のことを軽く語った笑。若手メンバーも色々な過去を持っていたが、結局自分が色々と話してしまい、日本酒が入る頃には何やら暴露大会みたいになっていた。でも、こういう機会を大人になってからできるというのは改めてありがたいと思えたし、会社の同期でも友達でもない不思議な縁で出会ったこのメンバーを自分は心から好きになれたことが一番大きな成果なのかもしれないと思えた。ある程度出来上がった頃に他のメンバーも合流し、また12時過ぎまで飲んでしまったと後悔をしながらもとても有意義な時間を過ごせたと思う。明日は奥多摩を回る予定があるため解散することとなり、各自が自室へと戻っていった。


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